英語ネゴシエーションの基本スキル グレートネゴシエーターへの道

フィリップ・ディーン(著者), ケビン・レイノルズ(著者)

• 内容紹介: //付属品～CD付
• 販売会社／発売会社: 朝日出版社/
• 発売年月日: 2004/04/27
• JAN: 9784255002644

商品レビュー

2017/01/21

・ネゴシエーションとは、たとえお互いの立場が違っても、双方が受け入れられる最良の結果を出すためのコミュニケーションである。良いネゴシエーターとは、相手の立場と利害をきちんと理解する能力がある人。

・アサーティブネゴシエーターとは「協調型戦略をとる交渉」。自分自身、または会社の権利、ニーズ、感情、欲望、意見などをはっきり表現する。私と相手は、それぞれ異なった意見をもつ権利があり、反対は必ずしも争いには結びつかない、意見は必ず「正誤」ではなく、単に違っているだけ。アサーティブな態度は、交渉をより行いやすくし、仕事を効果的に行う手助けとなる。

・ウィンウィンでの合意は、協力して問題解決することに焦点を当て、自分の要求だけに固執することではなく、双方にとって有利であり、満足のいくもの、その後の行動計画に積極的に取り組みたくなるもの。ウィンウィンは長期にわたる関係を築き上げるために、最良の方法となる。

2015/03/01

単なるフレーズ集ではない。交渉に臨む戦略・手段についてケース別に進めていくためのポイントが詳細に語られている。国別情報やジョイントベンチャーのためのチェックリストもありがたい。

2010/03/17

語気を体得するには、やはりCDが役立ちそうです。

How do you feel about ...? っていい表現ですね。
think じゃなくて feel ってのが、相手の感情を理解したいという聞き手の気持ちの現れなのかなと思います。

自分の気持ちも、I felt ... とか、I was surprized/shocked ... とか表現し相手にも共感を促すのもいいﾃｸﾆｯｸですね。

解決へのｵﾌﾟｼｮﾝを共に探していこうじゃないかって気持ちにさせるには、Naturally, I would like to ... や
I am sure that you are probably feeling as tired as I am.
ってのも、今後使ってみたい表現です

本書は本格的なｵｰﾃﾞｨｵﾌﾞｯｸには該当しないのかもしれないですが、walkmanを購入し、毎日聞き始めるきっかけになりました。
今後も他のｵｰﾃﾞｨｵﾌﾞｯｸを購入して、文字からは伝わって来にくい部分も音声から感じ学び取りたいと思う今日この頃です。