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満潮に乗って ハヤカワ文庫クリスティー文庫23
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2004/06/15 |
| JAN | 9784151300233 |

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満潮に乗って
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商品レビュー
3.7
48件のお客様レビュー
金持ちと結婚した若い…
金持ちと結婚した若い女性が莫大な財産を受け継ぐが、金持ちの一族から妬みと憎しみを向けられる。ラストは納得がいかなかった。
文庫OFF
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※このレビューにはネタバレを含みます
【再読】 老富豪ゴードン・クロードから莫大な遺産を相続した若き未亡人ロザリーンと、金を必要とする富豪の一族クロード家。突然遺産を奪われるかたちになったクロード一族の面々は、ロザリーンを忌々しく思う。 そんな中、ロザリーンには前夫がおり、しかもその前夫は生きている可能性が浮上する。そうなれば富豪との結婚そのものがなかったものになるため、クロード一族は躍起になる。一方ロザリーンの兄デイヴィッドは、そんなことになれば妹の遺産はなくなってしまうので大いに慌てる。しかも前夫の知り合いを名乗る男が現れ、前夫が生きている事実を公表されたくなければ金を払えと恐喝までされる始末。 そしてデイヴィッドを恐喝した男が死体となって見つかると、実はその男こそがロザリーンの前夫ロバートだったことが発覚する。動機と機会からデイヴィッドが逮捕されるが、ポアロはそのことに疑問を呈する。ロバートと見られていた男は、クロード一族の一人フランセスのいとこチャールズという男だったのだ。夫の経済的な損失を補填するためフランセスはチャールズにもちかけ、ロバートのフリをして恐喝を働いたのだった。ポーター少佐が死んだチャールズを見てロバートだと証言したのは、クロード一族のことを思ってのことだった。偽証をしたポーター少佐はその後ピストル自殺を図る。 ここにきても、チャールズを殺した犯人はわからないままだった。だがチャールズが殺害される直前に謎の女性と会っていたことがわかった直後、ロザリーンが自殺する。遺書には自分がチャールズを殺したことが書かれていたが、真相は全く違ったものだった。 チャールズを殺したのはローリィだった。ローリィはロバートになりすましたチャールズに気づき、腹を立てて死なせてしまった。直後チャールズを訪ねたデイヴィッドは死体を発見し、自分に嫌疑がかかることを懸念してチャールズの死体をめちゃくちゃにし、さらに女装までしてチャールズを訪ねた女がいたように見せかけた。 さらには、デイヴィッドとロザリーンは兄妹ではなかった。本物のロザリーンは戦時中にすでに死亡しており、デイヴィッドは使用人を唆してロザリーンになりすまさせたのだった。だが偽のロザリーンが罪の意識に苛まれるようになったため、自殺に見せかけて殺したのだった。 ロザリーンとデイヴィッド兄妹を憎むクロード一族、死んだはずの前夫が現れると困る兄妹。それぞれの思惑が渦巻き複雑な人間ドラマが形成される。戦争から戻り安穏な暮らしに戻ったことに倦むリンが、無軌道な青年デイヴィッドに惹かれるというのも戦争が投げかけた暗い影の一つなのかもしれない。 人は変わるようでいて変わらない。 「いやー、リンの最後の選択はないよね」などと語り合えるのもクリスティー作品の魅力だと思う。 ●見どころ ・自分を殺そうとしたローリィを逆に愛するようになるリン ・いつの時代も、女性はちょっと危ない男性に惹かれるもの(だが少し危な過ぎやしないだろうか) ●名言 「人生の悲劇は、人間はぜんぜん変ることができないというところにあります」 「さて話をはじめますか。私がこう宣言するときは、本気で根こそぎしゃべります。そのおつもりで」
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満ち潮だと思ったら満潮(まんちょう)だった。 audibleにて。 杉の柩に続き恋愛色強めミステリなんだけど今回の男性陣が嫌すぎる二択である。うっかり人を殴り殺すやつと結婚してはいけない。というかもう一人の口からそのうちバレるのでは。ポアロもそこは黙っておくところではない。 金持...
満ち潮だと思ったら満潮(まんちょう)だった。 audibleにて。 杉の柩に続き恋愛色強めミステリなんだけど今回の男性陣が嫌すぎる二択である。うっかり人を殴り殺すやつと結婚してはいけない。というかもう一人の口からそのうちバレるのでは。ポアロもそこは黙っておくところではない。 金持ちの親戚におんぶに抱っこの親戚一同という、彼らが何とかなるであろうオチも含めてなんだかなあな話。新婚早々に本当にお気の毒に。
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