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日本沈没(下) 小学館文庫
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日本沈没(下) 小学館文庫

小松左京(著者)

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日本沈没(下) 小学館文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2005/12/05
JAN 9784094080667

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日本沈没(下)

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商品レビュー

4

78件のお客様レビュー

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2010/05/28

日本沈没。可能性がな…

日本沈没。可能性がないわけではない出来事です。作品を通して多くのことを考えさせられました

文庫OFF

2009/12/14

傑作です

1973年に発表されたSF小説。映画やコミックになり、空前のベストセラーを記録した。現在の映画監督や作家に与えた影響も大きい。日本が沈没する……その事実を前にした、人々の生き様が描かれた傑作。

yoko

2024/09/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『日本沈没 下』は、上巻で提示された「予兆」が、ついに不可逆の現実となってゆく過程を描き切る壮大な終章である。地殻は裂け、都市は崩壊し、そして人々は祖国そのものを喪失する。小松左京の筆は、災厄を単なる悲劇として描くのではなく、人類史における試練として冷徹に刻み込む。 この下巻において最も重く響くのは、「国を失った民は何者として生きるのか」という根源的な問いである。日本人が民族として存続し得るのか、それとも世界に散じ、同化し、やがて消えていくのか。その切実な問いは、戦後の日本人が無意識に抱き続けてきた不安をあらわにする。作品の終盤で描かれる国土消滅の瞬間は、単なる地理的喪失ではなく、歴史と文化の断絶という形而上的な衝撃を伴う。 同時に、本作は人間存在の強靱さをも照らし出す。絶望の中で生き延びることを選び、海外に散りゆく人々の姿は、悲嘆と同時に「未来を託す意思」の証でもある。そこには小松左京特有の文明的視座が宿っている。彼は単に「日本沈没」というカタストロフを描いたのではなく、人類社会の脆さと可能性を同時に描き出したのである。 『日本沈没 下』は、日本SF文学の到達点であると同時に、災厄の時代において我々がどう生きるべきかを問う普遍的な寓話である。読み終えた後、胸に去来するのは破滅の恐怖ではなく、人間がなお未来を希求する力への畏敬であった。小松左京の壮大な構想は、半世紀を経た今なお重い問いを我々の前に突きつけ続けている。

Posted by ブクログ