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静かなノモンハン 講談社文芸文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2005/07/10 |
| JAN | 9784061984103 |
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静かなノモンハン
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商品レビュー
4.3
9件のお客様レビュー
戦争の悲惨さと人間の尊厳を深く掘り下げた作品で、ノモンハン事件に参加した兵士たちの体験を通じて、戦場の厳しさや無常を浮き彫りにしています。特に、戦死した仲間の遺品として指を持ち帰ることの無意味さや、弔いの概念が戦場では成り立たないという絶望感が強調されており、読者はその無情さに胸を打たれます。著者は、異なる立場の三人の兵士の視点を交え、彼らの衝撃的な体験を描写しています。生き残った者たちのその後の運命にも触れ、戦争の影響が如何に深いかを考えさせられる内容です。戦争のメカニズムを問い直す一冊として、歴史と人間の姿を真摯に見つめる姿勢が印象的です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ノモンハンで実際に戦闘を経験した3人の生還者の体験談。 ノモンハンはささいな国境の領土権を巡るいざこざから発展した戦争だが、この体験談を読むと凄まじく密度の濃い地獄の戦争だったことがうかがい知れる。 なかでも、敵が戦車や榴弾砲を備えた近代兵器を備えているにもかかわらず、こちらはロクな武器も支給されず、サイダー瓶にガソリンをつめた火炎瓶のようなもので戦車と立ち向かわざるをえなかったという状況には戦慄を覚える。 また、戦争終結後も兵士達は上層部の失敗を外部に漏らされないよう自刃を促されたり、帰国を許可しない処置がとられたりしたそうである。 理不尽な命令でも逆らえば銃殺であり、なんとか生き延びて帰ってきても、自分達の失敗を隠蔽することに血道をあげる連中にいいように利用されてしまう。 あまりの無残さに腹立たしさと怒りが沸き上がり、こういった連中の非道な人間性にもウンザリするが、戦争の真実とはこういうものなのだろう。
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関東軍の馬鹿さ加減がはっきり示された、どうしようもなく悲惨な、事件ではなく「戦争」であったことが見事に描かれています。白旗を掲げて擱座した戦車から出てきたソ連兵を、できるだけ近づけたあと撃ち殺しています。いっぽうノモンハンの実情を知る下級幹部に対しては、軍はどこまでも監視の目をゆるめず、事あるごとに、その者を危地に追いやろうと意図したようです。軍だけでなく会社にあっても、組織を守るためには、個人は見殺しにされる場合が多分にあると想います。また、自民党の改憲草案にも、そのような雰囲気が感じられてなりません。
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今ここに、失った戦友の死にざまと意思を後世に伝えてくれる一冊がある。これこそが真の軍記であり、そこに学ぶことこそが戦果であると思う。
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