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民主主義対民主主義 多数決型とコンセンサス型の36ヶ国比較研究 ポリティカル・サイエンス・クラシックス2
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民主主義対民主主義 多数決型とコンセンサス型の36ヶ国比較研究 ポリティカル・サイエンス・クラシックス2

アレンドレイプハルト(著者), 粕谷祐子(訳者)

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民主主義対民主主義 多数決型とコンセンサス型の36ヶ国比較研究 ポリティカル・サイエンス・クラシックス2

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 勁草書房
発売年月日 2005/06/25
JAN 9784326301584

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商品レビュー

4.7

4件のお客様レビュー

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2013/07/15

いろいろな視点から民主主義国家を分類、比較、検討している本。 専門的な内容で読みこなすのは難しめ。 普段の暮らしだと単純に「民主主義国家」としか認識しないと思うが、実はかなり違う。 いろいろな視点や分類基準を設けて考察することで各制度の特徴が際立つ気がした。 多数決型民主主義...

いろいろな視点から民主主義国家を分類、比較、検討している本。 専門的な内容で読みこなすのは難しめ。 普段の暮らしだと単純に「民主主義国家」としか認識しないと思うが、実はかなり違う。 いろいろな視点や分類基準を設けて考察することで各制度の特徴が際立つ気がした。 多数決型民主主義の特徴は内閣など一部への権限の集中、得票と獲得議席の格差が大きい、与野党間が競争的・敵対的、軟性憲法、中央銀行の独立性が低い、など コンセンサス型民主主義は連立内閣による権限の分散、執行府と議会の均衡、多党制、強い二院制、硬性憲法、違憲審査権、中央銀行の独立性が高い、など どちらにも考え方の違いやその制度の成り立ちなどがありどちらが正しいなんてものはないのだろうが、多数決型の代表ともいえるイギリスの政治制度を「選挙によって選ばれたものによる独裁」と指摘した元閣僚のハルシャム卿の言葉に表されているように少数意見の抹殺になりやすいせいどは全ての国民が国政に参加できる権利との整合性がなくなる可能性を示唆していると思う。 いろいろな視点、分類基準でもって比較検討するのは単純比較が難しい政治制度を考えるうえでとても役立つと思う。 帯にある「ベストな」民主主義を探る比較政治学の現代の古典はその通りだと思えた。 現在の日本は多数決型民主主義に移行したい人が多く見られるようになってきていると思うが、その結果がどうなるかを良く考えたくなる本でした。

Posted by ブクログ

2012/05/04

民主的にとは何だという漠然とした疑問を少しずつ解いていくために。だからといって大統領制への批判につなげるわけではなく、実際著者がいうように文化的伝統的背景やらが出てくると大変だとは思うのだが。

Posted by ブクログ

2011/06/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

イェール政治学部のアレンド・レイプハルトの著作。 彼は一般的な「民主主義体制」の中には実は二つのタイプが存在すると主張する。すなわち、「多数決型」と「コンセンサス型」であり、それを決定する基準は政府・政党次元であるという。一方で連邦制次元では二次元パターンに分類できるとする。 政治経済・社会発展の様々な指標を用いて、多数決型とコンセンサス型の相関を分析する研究内容であり、結論としては、どの争点においてもコンセンサス型が多数決型に勝っているといったものである。 最終章の結論の部分では、筆者は明らかにコンセンサス型のほうが全てにおいて有利である、という自分の考えを前面に押し出している。例えば、「コンセンサス型民主主義が新興民主主義国や最民主化した国で採用される可能性がないということを必ずしも意味しない」、といった部分からも読み取れるであろう。 果たしてこれは事実であるか。結論部分でも筆者は述べているが、文化が原因で政治制度が成り立っている場合がほとんどであろう。すなわちこれは、無意識の最下層、エートスであると考えられる。英国型の多数決システムは完全にこれに当てはまる。果たして、全ての国にエートスを無視してコンセンサス型民主主義が受け入れられるのか、疑問である。「敵対型の文化をより合意志向の文化に変化させる」というが、多数決型政治システムを採用している国において、そのような変化が見られることはほとんどないだろう。

Posted by ブクログ

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