商品レビュー
4.2
17件のお客様レビュー
第52回(2006年)青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(中学生対象)。 舞台となっているのはアメリカの南北戦争。 主人公のチャーリーは実在の人物で、15歳でありながら年齢を偽って北軍に参加し、凄惨な戦闘を経験し、戦争終結後23歳の若さで亡くなるという人生をたどります。 ...
第52回(2006年)青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(中学生対象)。 舞台となっているのはアメリカの南北戦争。 主人公のチャーリーは実在の人物で、15歳でありながら年齢を偽って北軍に参加し、凄惨な戦闘を経験し、戦争終結後23歳の若さで亡くなるという人生をたどります。 おそらくこの15歳という年齢が中学生向けの課題図書に選ばれた要因の一つではないかと思います。 実話をもとにした戦争体験の物語なので、一読の価値はあります。 次々と人が銃弾に倒れていきますが、かなり抑えられた筆致で描かれるので、そこまでの恐怖感は感じずに読むことができます。 ただそれはドラマチックではないということでもあるので、たとえば『永遠の0』のような大きな感動やカタルシスを感じるような作りにはなっていません。 戦争物ということで、そうした作品をイメージする方には少々物足りないかもしれません。 読後感は映画『プラトーン』を観終わったときのような。静かな、やりばのない感情が沸き上がる感じです。 子どもたちに「戦争」について考えさせたいのならば、こうしたそぎ落とされた物語の方が向いている気がします。
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短い小説だったが内容がすごく濃くて戦争でお金を稼ぐと最初は人を殺すことの罪悪感や戦争は架空だと思っていた幼い少年が現実を知ってからの悲壮感や恐怖感、そして馬を殺すのは罪悪感があり人を殺すのは当たり前と狂った考え方に陥る。戦争を体験したことがないがリアルに心情が描かれて自分も体験し...
短い小説だったが内容がすごく濃くて戦争でお金を稼ぐと最初は人を殺すことの罪悪感や戦争は架空だと思っていた幼い少年が現実を知ってからの悲壮感や恐怖感、そして馬を殺すのは罪悪感があり人を殺すのは当たり前と狂った考え方に陥る。戦争を体験したことがないがリアルに心情が描かれて自分も体験しているかのような気になる。 人を狂気にさせる戦争は何故繰り広げられるのだろうか。。。考えさせられる話だった
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南北戦争における1人の兵士が15歳で義勇兵になり、20歳の退役後までの、心情、世界の見え方、死に対する価値観の変化を細かく書くことで、「戦争の本質」があらゆるものの破壊であることを伝えてくれます。高校生が、世界史の授業で、なぜ南北戦争が起きたか?それぞれの指揮官の思惑は?など、歴...
南北戦争における1人の兵士が15歳で義勇兵になり、20歳の退役後までの、心情、世界の見え方、死に対する価値観の変化を細かく書くことで、「戦争の本質」があらゆるものの破壊であることを伝えてくれます。高校生が、世界史の授業で、なぜ南北戦争が起きたか?それぞれの指揮官の思惑は?など、歴史的背景を知ること以上に、同世代の人間が戦争で経験したことを読むことは、生きていく上で必要な教訓を得られるとおもいます。
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