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少年は戦場へ旅立った の商品レビュー

4.1

16件のお客様レビュー

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2025/07/27

短い小説だったが内容がすごく濃くて戦争でお金を稼ぐと最初は人を殺すことの罪悪感や戦争は架空だと思っていた幼い少年が現実を知ってからの悲壮感や恐怖感、そして馬を殺すのは罪悪感があり人を殺すのは当たり前と狂った考え方に陥る。戦争を体験したことがないがリアルに心情が描かれて自分も体験し...

短い小説だったが内容がすごく濃くて戦争でお金を稼ぐと最初は人を殺すことの罪悪感や戦争は架空だと思っていた幼い少年が現実を知ってからの悲壮感や恐怖感、そして馬を殺すのは罪悪感があり人を殺すのは当たり前と狂った考え方に陥る。戦争を体験したことがないがリアルに心情が描かれて自分も体験しているかのような気になる。 人を狂気にさせる戦争は何故繰り広げられるのだろうか。。。考えさせられる話だった

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2025/02/12

南北戦争における1人の兵士が15歳で義勇兵になり、20歳の退役後までの、心情、世界の見え方、死に対する価値観の変化を細かく書くことで、「戦争の本質」があらゆるものの破壊であることを伝えてくれます。高校生が、世界史の授業で、なぜ南北戦争が起きたか?それぞれの指揮官の思惑は?など、歴...

南北戦争における1人の兵士が15歳で義勇兵になり、20歳の退役後までの、心情、世界の見え方、死に対する価値観の変化を細かく書くことで、「戦争の本質」があらゆるものの破壊であることを伝えてくれます。高校生が、世界史の授業で、なぜ南北戦争が起きたか?それぞれの指揮官の思惑は?など、歴史的背景を知ること以上に、同世代の人間が戦争で経験したことを読むことは、生きていく上で必要な教訓を得られるとおもいます。

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2021/06/26

翻訳されたものなので少し読みづらさはありますが、大好きな本です。 主人公の心理描写が細部まで描かれていて、 考えさせられるものがあります。

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2019/08/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

子どもが夏休みに借りた本。 アメリカの南北戦争の実話に基づいた話。 それは近代的な戦闘の始まりでもあった。 アメリカの北西部メネソタ州のある町。集会では、正義を振りかざし、高揚する群衆。 15歳の少年チャーリーは、父亡き後の家族を支えようとその俸給の額に惹かれて北軍に入隊する、 戦争の本当の意味など分からないままに。 最初の戦闘で、運良く命を拾っものの、自分は死ぬ運命にあるとすでに悟ってしまう。幸運なことに彼は負傷しながらもこの戦争を生き抜いた。 けれど、その若い魂は今で言うPTSDに蝕まれてしまう。 南北戦争について、アメリカではみっちり学ぶようだが、ほとんどの日本人にとっては、奴隷制をめぐる他国の内戦程度の知識しかないだろう。 100ページ程度の短い話だが、事実に基づいた生々しい戦闘や宿営地の様子は時代を経てもリアルに伝わる。そして、無知なまま戦争に参加した多くの若者達の辿る道もまた残酷である。 2019.8.4

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2018/10/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

南北戦争時代のアメリカ。年を偽ってまで、志願して戦争に行くことにした15歳の少年。愚かだ…と思う反面、こういう少年は、当時、たくさんいただろうと思う。そして、当然、日本にも。 しかし、実際の戦闘を体験すると、事前に思い描いたものとはまるで違っていて、少年の精神は崩壊していく。家に戻ってからも癒されることはなかった。 出征した1,000人のうち、たった37人の生き残りの一人がモデルとのことだが、せっかく生きて帰れても、その先を生きていくことは、もう彼にはできなかった。 悲しいけれど、これが現実、これが戦争なのだ。 戦争に幻想を抱く若い人たち(だけではないかもしれないけれど)に、届いてくれれば、と願う。

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2015/03/22

南北戦争時代。人類が大量殺戮兵器を手にしはじめながらも、まだ肉弾戦の様相も持っていた時代。個人から見た戦争はこのようなものだったのだろう。歴史的背景はほとんど描かれず、無知で素朴な青年がお金目当てに戦争に参加した顛末がシンプルに描かれている。本当に強烈な経験だ。こんな経験を経た後...

南北戦争時代。人類が大量殺戮兵器を手にしはじめながらも、まだ肉弾戦の様相も持っていた時代。個人から見た戦争はこのようなものだったのだろう。歴史的背景はほとんど描かれず、無知で素朴な青年がお金目当てに戦争に参加した顛末がシンプルに描かれている。本当に強烈な経験だ。こんな経験を経た後では、後の人生に深い影を落とすのは必然だと思う。 現代の戦争は、対戦相手も実際の戦闘も、この時代よりはるかに抽象化が進んでいる。はたして、これは人類にとって幸か不幸か、そんな事まで考えが広がる、シンプルながら強い刺激のある本でした。

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2014/04/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 アメリカ南北戦争にサバを読んで参加した十五歳の少年チャーリー・ゴダードのおはなし。実話を基にして書かれているのだそう。  わりあい淡々とした文章なのにちょっとした表現に気が利いててぐさぐさ来る……。人間を殺すのはいいけど馬を殺すのがつらい、っていうのがなあ。

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2013/07/20

「神様、ぼくはこんなものを見るはずではなかった。だれもこんなものを見るはずではなかった。なのに、なぜ、あなたはこんなことが起こるのを止めなかったのですか?」 1861年4月12日、南軍が連邦のサムター要塞を砲撃(サムター要塞の戦い)。 そして南北戦争が始まった。 ミネソタ州ウ...

「神様、ぼくはこんなものを見るはずではなかった。だれもこんなものを見るはずではなかった。なのに、なぜ、あなたはこんなことが起こるのを止めなかったのですか?」 1861年4月12日、南軍が連邦のサムター要塞を砲撃(サムター要塞の戦い)。 そして南北戦争が始まった。 ミネソタ州ウィノナの町にまれ育った15歳のチャーリー・ゴダードは年齢を18歳と偽り義勇兵として入隊し、7月の北軍のバージニア侵攻、第一次ブル・ランの戦い(マナサスの戦い)に参加。 以降、1863年ゲティスバーグの戦いを経て1865年4月の南部の首都リッチモンド陥落までを戦い抜いた。 しかしわずか3年後、戦場で受けた傷と精神的ストレスがまだ20歳の彼の命を奪っていった。 これは実際に起こったこと。チャーリーか、さもなければチャーリーのまわりにいた兵士に、実際に起こったことなのだ──。 戦場での動作ひとつひとつが細かく具体的に描写され、チャーリーが生き抜いてゆくリアルな手ごたえと同時に、人間が壊れてゆく感触を読む人へと静かに深く訴える。

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2011/12/03

アメリカ大陸至上最大の戦争である、南北戦争に参加した少年のお話。 100頁ほどの、軽い読み物。 字もでかいから、さらっと読める。 そんで、表現がめっちゃ生々しいというか、リアルというか・・・・ 戦争のシーンを描く時、人が撃たれたり刺されたりする場面って、その行為そのも...

アメリカ大陸至上最大の戦争である、南北戦争に参加した少年のお話。 100頁ほどの、軽い読み物。 字もでかいから、さらっと読める。 そんで、表現がめっちゃ生々しいというか、リアルというか・・・・ 戦争のシーンを描く時、人が撃たれたり刺されたりする場面って、その行為そのものよりも、人が死ぬという事実に焦点が当てられることが多い。 けど、これは実際に戦争に参加した主人公の男の子の目線で書かれるから、人間の体を弾丸が通過する時の音とか死体の臭いとかの描写が多く、戦争の現場がいかに辛いものであるかということが思い知らされる。 お涙頂戴のシーンとか全くないのに、これが戦争の現実かと思うと、現実を変えられない人間の弱さが悔しくて、涙出るわ。

Posted byブクログ

2011/06/14

子どもたちと機会を得ては戦争に付いてこうした作品も通じて、話していますが、自らも、戦後派として、子どもたちと同じような目線で読んでいます。

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