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法と掟と 頼りにできるのは、「俺」と「俺たち」だけだ!
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 洋泉社/ |
発売年月日 | 2005/12/14 |
JAN | 9784896919721 |
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法と掟と
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法と掟と―頼りにできるのは、「俺」と「俺たち」だけだ! (和書)2009年04月06日 19:11 2005 洋泉社 宮崎 学 とても興味深い内容でした。個人的には「俺」について追求していた処があったけど「俺たち」とどう関係してくるのかが見えず暗中模索していました。この本はそ...
法と掟と―頼りにできるのは、「俺」と「俺たち」だけだ! (和書)2009年04月06日 19:11 2005 洋泉社 宮崎 学 とても興味深い内容でした。個人的には「俺」について追求していた処があったけど「俺たち」とどう関係してくるのかが見えず暗中模索していました。この本はそこをあるどうしようもない現実・他者を前にしてどうすればいいのかの微妙な部分を論理的に指摘していてとても参考になった。 抜粋 P227 『・・・最後に、読者の皆さんに心から勧めたい。これからの大変な時代に、どう生きていくか、というとき、「日本において」という枠を取り去ったほうがいい。いや、むしろ、取り去るべきだ。ともかく、いったん取り去って考えたほうがいいのである。日本において、どう生きていくか、と考えるのではない。世界において、どう生きていくべきか、と考えるのだ。そういう考え方が必要な時代になっているのである。これは、単に「国際化の時代」だから国際的に考えなければいけない、というようなことではない。・・・』 「俺たち」を問うには「俺」がどうしても関わってくる。その一切の諸関係の前提になっている部分を根本的に問い直すことが可能なことであるという姿勢がすばらしいのだろうと思う。そこがこの本の特別に刺激があり特徴的な部分だろうと思いました。
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法律学小事典(有斐閣) 個人の尊厳 日本では個人の価値は社会の基準で裁定されることが多い。社会にとって意味のある個人が強く望まれて、社会的に無意味な生の価値は全面的に剥奪される。異端者それ自体が否定され物理的に排除されるか、無視・黙殺される(村八分)。こうした社会では個人主義は社...
法律学小事典(有斐閣) 個人の尊厳 日本では個人の価値は社会の基準で裁定されることが多い。社会にとって意味のある個人が強く望まれて、社会的に無意味な生の価値は全面的に剥奪される。異端者それ自体が否定され物理的に排除されるか、無視・黙殺される(村八分)。こうした社会では個人主義は社会の認める範囲内でしか成立せず、社会全体の利益を強調する全体主義には対抗できない。 仲間社会をつぶして近代化してきた日本では国家が社会を吸収し法と掟が癒着し、法でも掟でもない曖昧で流動的な「規範のようなもの」がはびこっている。 近代国家が黄昏を迎える現在、脱近代のカギは個別社会の自治と掟を復活させることだ。
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