- 中古
- 書籍
- 文庫
暴徒裁判 ハヤカワ・ミステリ文庫
定価 ¥924
220円 定価より704円(76%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房/ |
発売年月日 | 2005/05/31 |
JAN | 9784150715571 |
- 書籍
- 文庫
暴徒裁判
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
暴徒裁判
¥220
在庫なし
商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
ユーモアミステリーということで読み始めたのですが、豈図らんやかなりの本格でした。しかしね、単純に本格として評価すれば、第三はちょっと無用心すぎだし、第四は都合が良すぎるかと・・・。 ユーモアと言う目で見れば、漫才的というか、掛け合いの面白さに分類されるのでしょう。もう少し、スラ...
ユーモアミステリーということで読み始めたのですが、豈図らんやかなりの本格でした。しかしね、単純に本格として評価すれば、第三はちょっと無用心すぎだし、第四は都合が良すぎるかと・・・。 ユーモアと言う目で見れば、漫才的というか、掛け合いの面白さに分類されるのでしょう。もう少し、スラップスティックな要素が入っているかと期待したのですが、こちらはさほどでは。 どうも私は漫才的なユーモアより、オチのある落語的なユーモアが好きなようです。そういう意味ではやや物足ら無い感じがしました。
Posted by
うーん…(感心の唸りです、あしからず)よかった、この作品も…。 毎度のお笑いはいうまでもなく、プロットとミステリーの巧さにくわえ、どこか哀愁漂う、いつになく思索的なマローンの姿が織り込まれていたのが印象的。 釣りを楽しもうとウィスコンシン州の田舎町にやってきていたジェイク&ヘレ...
うーん…(感心の唸りです、あしからず)よかった、この作品も…。 毎度のお笑いはいうまでもなく、プロットとミステリーの巧さにくわえ、どこか哀愁漂う、いつになく思索的なマローンの姿が織り込まれていたのが印象的。 釣りを楽しもうとウィスコンシン州の田舎町にやってきていたジェイク&ヘレンのジャスタス夫妻、その許可証をもらうべく訪れていた郡の役場で殺人事件に遭遇、こともあろうにジェイクは容疑者よばわりされ、重い腰を上げてシカゴから、マローンが登場。 そう、これはクレイグ・ライスの酔いどれ弁護士マローン・シリーズの(長編)5作目です。 田舎では“よそ者”ということで周囲の目は冷たく、四面楚歌ならぬしまいに暴徒化しそうな緊迫状況の中、殺人は重なり、かくまう以前にジェイクが失踪してしまう。 さすがに焦燥しきった様子のヘレン。マローンは、ヘラクレスという名の犬を案内に、ジェイク探索に、夜道に繰り出すのだった…。 しかし、まあ、このワンちゃんと語らいながら、月夜に彷徨うマローンの姿が描かれたシーンがいいですよね。ジェイクの匂いということで、ヘビーなお酒をかがされる犬のヘラクレスも大変だけど(笑) 今回は何度も身体をはり(爆破事件の場に居合わせるは、人助けで川に飛び込むは…)一方、自然の中で物思いにふけるマローンが魅力的。 ようやくのことで、込みに込み入った事件も落着、そしてお話最後のマローンとヘラクレスが、何ともいい後味となっています。
Posted by
アメリカで、閉鎖的な田舎を舞台にしたミステリを書くとしたらこんな感じというお手本。 長くともユーモアとサスペンスはちゃんと本編中保ち続けている。 中盤のある場面で映画化もされ有名になった日本の某ミステリ作品を思い出した。
Posted by