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暴徒裁判 ハヤカワ・ミステリ文庫
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暴徒裁判 ハヤカワ・ミステリ文庫

クレイグ・ライス(著者), 山本やよい(訳者)

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暴徒裁判 ハヤカワ・ミステリ文庫

924

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/
発売年月日 2005/05/31
JAN 9784150715571

暴徒裁判

¥924

商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2017/10/30

ユーモアミステリーということで読み始めたのですが、豈図らんやかなりの本格でした。しかしね、単純に本格として評価すれば、第三はちょっと無用心すぎだし、第四は都合が良すぎるかと・・・。 ユーモアと言う目で見れば、漫才的というか、掛け合いの面白さに分類されるのでしょう。もう少し、スラ...

ユーモアミステリーということで読み始めたのですが、豈図らんやかなりの本格でした。しかしね、単純に本格として評価すれば、第三はちょっと無用心すぎだし、第四は都合が良すぎるかと・・・。 ユーモアと言う目で見れば、漫才的というか、掛け合いの面白さに分類されるのでしょう。もう少し、スラップスティックな要素が入っているかと期待したのですが、こちらはさほどでは。 どうも私は漫才的なユーモアより、オチのある落語的なユーモアが好きなようです。そういう意味ではやや物足ら無い感じがしました。

Posted by ブクログ

2009/02/16

うーん…(感心の唸りです、あしからず)よかった、この作品も…。 毎度のお笑いはいうまでもなく、プロットとミステリーの巧さにくわえ、どこか哀愁漂う、いつになく思索的なマローンの姿が織り込まれていたのが印象的。 釣りを楽しもうとウィスコンシン州の田舎町にやってきていたジェイク&ヘレ...

うーん…(感心の唸りです、あしからず)よかった、この作品も…。 毎度のお笑いはいうまでもなく、プロットとミステリーの巧さにくわえ、どこか哀愁漂う、いつになく思索的なマローンの姿が織り込まれていたのが印象的。 釣りを楽しもうとウィスコンシン州の田舎町にやってきていたジェイク&ヘレンのジャスタス夫妻、その許可証をもらうべく訪れていた郡の役場で殺人事件に遭遇、こともあろうにジェイクは容疑者よばわりされ、重い腰を上げてシカゴから、マローンが登場。 そう、これはクレイグ・ライスの酔いどれ弁護士マローン・シリーズの(長編)5作目です。 田舎では“よそ者”ということで周囲の目は冷たく、四面楚歌ならぬしまいに暴徒化しそうな緊迫状況の中、殺人は重なり、かくまう以前にジェイクが失踪してしまう。 さすがに焦燥しきった様子のヘレン。マローンは、ヘラクレスという名の犬を案内に、ジェイク探索に、夜道に繰り出すのだった…。 しかし、まあ、このワンちゃんと語らいながら、月夜に彷徨うマローンの姿が描かれたシーンがいいですよね。ジェイクの匂いということで、ヘビーなお酒をかがされる犬のヘラクレスも大変だけど(笑) 今回は何度も身体をはり(爆破事件の場に居合わせるは、人助けで川に飛び込むは…)一方、自然の中で物思いにふけるマローンが魅力的。 ようやくのことで、込みに込み入った事件も落着、そしてお話最後のマローンとヘラクレスが、何ともいい後味となっています。

Posted by ブクログ

2008/08/04

アメリカで、閉鎖的な田舎を舞台にしたミステリを書くとしたらこんな感じというお手本。 長くともユーモアとサスペンスはちゃんと本編中保ち続けている。 中盤のある場面で映画化もされ有名になった日本の某ミステリ作品を思い出した。

Posted by ブクログ

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