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図で考えれば文章がうまくなる 「図解文章法」のすすめ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所/ |
発売年月日 | 2005/09/16 |
JAN | 9784569641386 |
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図で考えれば文章がうまくなる
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『図で考えれば文章がうまくなる』久恒啓一(著) 平井孝志(著)の『武器としての図で考える習慣』は、デザイン思考を組み立てる上で、非常に役に立った。とりわけ、『おでん理論』は、現状(四角)から、あるべき姿(マル)に行くために、課題と解決方法(三角)を串刺しにして考えることができ、実...
『図で考えれば文章がうまくなる』久恒啓一(著) 平井孝志(著)の『武器としての図で考える習慣』は、デザイン思考を組み立てる上で、非常に役に立った。とりわけ、『おでん理論』は、現状(四角)から、あるべき姿(マル)に行くために、課題と解決方法(三角)を串刺しにして考えることができ、実際に使って見た。なるほど、使い具合がいい。図を使うというのは、論理的な思考には役に立つと思った。そして、この本である。 文章を書くときに、図を使って書くと簡単になり、上手くなり、スラスラかけるという。 「図解文章法」というアイデアも悪くないと思って、読んだ。 文章術に関する本はたくさん出ている。谷崎潤一郎の『文章読本』は、文章はわかりやすくすることを強調した。清水幾太郎の『論文の書方』は、知的散文という言葉を使って、「文章は答えである」といい「正確な文章」を示した。本多勝一の『日本語の作文技術』は、私も実に参考になり、文章を書く上で、貴重な指針となった。野口悠紀雄の『超・文章法』は、文章を書く技術よりもメッセージをよく考えることが必要という。確かに「考え抜くこと」を強調しているが、どう考えるかが明確化されていない。梅棹忠夫の『知的生産の技術』で、「文章を書くという作業は、実際には、二つの段階から成り立っている。第1は、考えをまとめるという段階である。第2は、それを実際に文章に書きあらわすという段階」という。知的生産技術は、京大式カードを生み出し、情報を小さな単位にして規格化することで、整理や操作が簡単になる。 つまり、「読む、考える、書く」という順序が成り立ち、知的生産のための読書を創造的読書と呼んだ。なるほど、梅棹忠夫が「創造的読書」と言ったのか。 著者は、文章術の系譜を整理して、書く内容とは、考えたことで、その考えるには図解を用いると簡単に文章が書けるという。自分の中にあるキイワードを書き出して、何を言いたいのかということを図で見えるようにする。結局は、キイワードを選び出し、そのキイワードの関係性を図では見やすくなり、そしてその関係性を矢印で結びつけて行くという作業をする中で、文章の骨格が生まれる。 確かに、この手法で、書こうとすべき文章のキモが見えてくる。つまり、図解作業をすることで、文章の設計図を作ることになる。そして、その図と関係性を、自分の視点ではなく、他人の視点で見ることで、より鮮明になるという。 文章は語彙が豊富で、表現がおもしろく、スラスラ読めることは必要だが、文章は考えるための道具としては弱い。考えることに時間を注ぐとは、図解することだ。 論理的な思考力と文章力を作る上で、①文章構造。②論理展開。③用語の正しい使い方がよりはっきりした文章になるのである。図解することで、同じような概念が何回も出てくることを防ぎ、論理展開の堂々巡りをやめることができるという。そして、著者は「経営の本質はコミュニケーション」であり、それも図解することで、より明らかになる。ふーむ。この考える上で、図解化して、文章にするという作業は面白い。 読点の打ち方も、シンプルだ。①長い修飾語が二つ以上ある時、その境界にテンを打つ。②原則的語順が逆順の場合にテンをうつ。③筆者の思想としての例外的なテン。ふーむなるほど、私は天の使い方にいつも迷うのだ。その原則を使えばいいのか。 そして文章としては「簡・明・短・薄」にするのがいいという。そういえば中学の先生が、「簡単明瞭かつ完全」と言っていたのを思い出した。そうだね、文章の極意は変わらない。「図で考える人は仕事ができる」と著者がいうが、デザイン思考の図解で、前進し、さらにレポートを書く前に図解することでよりシンプルにメッセージが伝えることができる。 私も、文章を書くのが苦手で、とにかくブログなどでかきちらすことで、習得してきたが、こうやって読書術・文章術を読んでいくことで、「森林限界の手前」まではきているようだ。
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文章を書くことは知的生産活動の1つ。 まず伝える内容がしっかりしていること。そして文章の技術力が必要です。
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地元図書館で借りた。 文章をうまくするというより、平易な文をすらすら書けるようにする、そのために考えをまとめるための指南書という感じ。 普通の厚さだけど、概要は10分でつかめる。つかめた。 第1章は文章の書き方本のヒストリーが延々と続くので、普通に文章や図を使えるようになりたい...
地元図書館で借りた。 文章をうまくするというより、平易な文をすらすら書けるようにする、そのために考えをまとめるための指南書という感じ。 普通の厚さだけど、概要は10分でつかめる。つかめた。 第1章は文章の書き方本のヒストリーが延々と続くので、普通に文章や図を使えるようになりたい人は飛ばしていいと思う。私は飛ばした。 あとは拾い読みで、図の感じとどんな文になるか把握しておけば。 じっくり読むより、実際に自分でやってみるほうが時間的には必要だと思う。 個人的には文章を日常に入れたいたちなので、 もっといろんなことに応用できる、というところまで発展させて欲しかったかなと。(仕事のプレゼンとか、レイアウト術とか、しゃべるときの思考整理とか) 会社うんぬんは一応あるんだけど軽すぎて使えない。 優秀な例として学生の名前が出ちゃってるのはこれ本名?大丈夫?って思った。
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