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“快楽消費"する社会 消費者が求めているものはなにか 中公新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社/ |
発売年月日 | 2004/05/24 |
JAN | 9784121017475 |
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“快楽消費"する社会
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“快楽消費"する社会
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商品レビュー
2.3
7件のお客様レビュー
欲しいものは満たされ…
欲しいものは満たされている時代の消費者の心理とは。
文庫OFF
快楽的消費について自説を述べた本。 ポストモダン・アプローチの研究者は、消費者情報処理モデルをはじめとする“モダン”のアプローチに批判的または否定的であることが多いが、著者は肯定的であることは興味深い。 ただし著者の主張に従うと、ごく一部を除き消費に関わるものは何でも快楽とな...
快楽的消費について自説を述べた本。 ポストモダン・アプローチの研究者は、消費者情報処理モデルをはじめとする“モダン”のアプローチに批判的または否定的であることが多いが、著者は肯定的であることは興味深い。 ただし著者の主張に従うと、ごく一部を除き消費に関わるものは何でも快楽となってしまい、これでは議論が乱暴過ぎるように思われる。 「あとがきに代えて」で著者は免責のように弁明しているが、確かに著者が述べているように、これを論文にしてジャーナルへ投稿してもリジェクトされるだろう。ただ、あとがきで言い訳していることは、研究者としていかがなものかと思う。
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本書では「快楽」を効用よりも広い概念と理解する。これは、非合理的な意思決定をする人々を措定した考えであり、本書は古典的な経済学の枠組みを越境して消費行動を検討する。ただ、著者自身、学術書で書くべき内容を想定していたからだろうが、記述につきやや冗長の感は否めない。特に「快楽」の内容説明がそれ。一方で、本書の結論は、独創的とはいえないものの、オーソドックスな内容(ただし、経済学的な意味合いでどうかは不明だが)で納得しやすい。なお、快楽追求には効用逓減の法則が妥当しない、とは言い得て妙。
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