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残酷な女たち 河出文庫
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残酷な女たち 河出文庫

レオポルト・フォン・ザッハー・マゾッホ(著者), 池田信雄(訳者), 飯吉光夫(訳者)

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残酷な女たち 河出文庫

定価 ¥858

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商品詳細

内容紹介 内容:残酷な女たち:ルボミルスカ侯爵夫人の熊. サイダから来た姉妹. 鴉. ハトヴァンの女僭主. 公妃ライェフスカ. コサックの妻. サロンの姉妹. 指責め. 風紀委員会. 醜の美学
販売会社/発売会社 河出書房新社/
発売年月日 2004/05/20
JAN 9784309462431

残酷な女たち

¥660

商品レビュー

3.8

8件のお客様レビュー

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2010/05/28

マゾッホによるマゾヒ…

マゾッホによるマゾヒズム小説集。少しもポルノではありませんので期待しないように。

文庫OFF

2022/02/22

マゾヒズムの語源となったマゾッホの短編集。タイトルの「残酷な女たち」とは裏腹にどの作品もカラリとしたユーモアがあって楽しめました。出てくる美女皆、毛皮のコートを着ているのは彼の趣味(実際に「毛皮を着たヴィーナス」という作品もあるくらい)。面白かったのは不穏な始まりからラストは喜劇...

マゾヒズムの語源となったマゾッホの短編集。タイトルの「残酷な女たち」とは裏腹にどの作品もカラリとしたユーモアがあって楽しめました。出てくる美女皆、毛皮のコートを着ているのは彼の趣味(実際に「毛皮を着たヴィーナス」という作品もあるくらい)。面白かったのは不穏な始まりからラストは喜劇的な大団円を迎える「風紀委員会」と醜い容姿の男が主人公の「醜の美学」。人の美しさとは何であるかを改めて感じさせる作品で、面白く読みました。マゾッホについての本も積読しているので近いうちに読みたい。

Posted by ブクログ

2019/05/01

19世紀オーストリアの作家、「マゾヒスト」の語源となった レーオポルト・フォン・ザッヘル=マゾッホの ウィットとユーモアに富んだ短中編集。 『毛皮を着たヴィーナス』のような倒錯的な雰囲気はなく、 意外に明るい。 ■残酷な女たち  残酷というより、傲慢かつエレガントで、  自身の...

19世紀オーストリアの作家、「マゾヒスト」の語源となった レーオポルト・フォン・ザッヘル=マゾッホの ウィットとユーモアに富んだ短中編集。 『毛皮を着たヴィーナス』のような倒錯的な雰囲気はなく、 意外に明るい。 ■残酷な女たち  残酷というより、傲慢かつエレガントで、  自身の美を守ること、及び美意識に忠実に行動することを  是とする八人の女の肖像――といった趣の短編連作。  侮辱への報復、揉めごとに対するけじめのつけ方、また、  自分と同等かそれ以上に愛する人物がいれば、  その人を守るために死力を尽くすといった  勇猛果敢な女性の姿が美しく活写されている。  紳士たちを手玉に取る淑女「ルボミルスカ侯爵夫人の熊」、  自白を強要するための拷問具 thumbscrews を使って  拷問廃止反対主義者を改心させるという  アイロニーに満ちた話「指責め」が殊に秀逸。 ■風紀委員会  18世紀オーストリアの女帝マリア・テレジアが、  夫の浮気を封じるため、また、  ウィーン全体の性の乱れを正すべく設立した風紀委員会のせいで起こった  珍騒動。  平凡な母と娘が暮らす家に様々な貴人が出入りしたため、  とんだ誤解が……というコメディ。  真面目で賢く若いカップルが幸福を掴む、爽やかな物語。  演劇になっても面白そうなドタバタ感。 ■醜の美学  見目麗しい人物が高潔とは限らないし、逆もまた然り。  「“人は見た目が100%”ではない」というお話。  乳児期に小間使いのミスでケガを負ったため、  障碍を持つことになった画家パウルの愛の物語。

Posted by ブクログ

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