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近代日本の文学空間 歴史・ことば・状況 平凡社ライブラリー499
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近代日本の文学空間 歴史・ことば・状況 平凡社ライブラリー499

前田愛(著者)

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近代日本の文学空間 歴史・ことば・状況 平凡社ライブラリー499

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商品詳細

内容紹介 内容:明治歴史文学の原像. 『パミラ』と『梅暦』. 柳北「航西日乗」の原型. 戯作文学と『当世書生気質』. 露伴における立身出世主義. 『一国の首都』覚え書. 東ベルリンの「舞姫」. 暗喩としてのスラム. 高野聖. 幕末・維新期の文体. 明治の表現思想と文体. 三遊亭円朝. 猫の言葉、猫の論理. 「吉里吉里人」論. 「本居宣長」における言語意識. 国民文学論の行方. 歴史と文学のあいだ. 谷沢永一氏への疑問. 明治二三年の桃源郷. 解説:越境する前田愛 前田愛への越境 成田龍一著
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2004/05/07
JAN 9784582764994

近代日本の文学空間

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商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2010/05/28

前田愛の的確さは、死…

前田愛の的確さは、死語幾年たっても色あせてはいません。

文庫OFF

2010/05/28

多角的な方向から見る…

多角的な方向から見る日本近代文学の空間。ためになる研究書です。

文庫OFF

2024/02/29

平凡社ライブラリー 前田愛 「 近代日本の文学空間 」 明治期の文学史と文体論の本 明治期の文学は人情世態小説のリアリズムに行き着き、文体は音声言語を文字言語へ復元した饒舌体に行き着いたという論調 坪内逍遥「小説神髄」を契機に、ロマン的な歴史文学が人情世態小説のリ...

平凡社ライブラリー 前田愛 「 近代日本の文学空間 」 明治期の文学史と文体論の本 明治期の文学は人情世態小説のリアリズムに行き着き、文体は音声言語を文字言語へ復元した饒舌体に行き着いたという論調 坪内逍遥「小説神髄」を契機に、ロマン的な歴史文学が人情世態小説のリアリズムへ転換したとのこと ロマン的歴史文学が、頼山陽「日本外史」をピークとして衰退したとしても、「敗者にとって正義とは何か」を問い続けた東海散士の歴史文学は、司馬遼太郎作品と通じるものを感じる 「高野聖」の批評は 他の論文とはトーンが異なるが、「変身」と「再生」のモチーフ、性的な禁忌の象徴としての蛇、胎内幻想としての水浴シーンなど面白かった  

Posted by ブクログ