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樋口一葉の手紙教室 『通俗書簡文』を読む ちくま文庫
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樋口一葉の手紙教室 『通俗書簡文』を読む ちくま文庫

森まゆみ(著者)

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樋口一葉の手紙教室 『通俗書簡文』を読む ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 2004/05/10
JAN 9784480039385

樋口一葉の手紙教室

¥660

商品レビュー

3

5件のお客様レビュー

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2010/05/28

一様の手による手紙指…

一様の手による手紙指南を分析した本です。

文庫OFF

2020/07/08

樋口一葉の『通俗書簡文』なる書物のことを世に紹介したという意味では、この著者の仕事はそれなりに評価されるであろうが、著者はこの『通俗書簡文』がいかなる書物かということについて、「樋口一葉が書いた手紙の書き方の実用書である」という説明しかしていないため、実際に樋口一葉が誰かに宛てて...

樋口一葉の『通俗書簡文』なる書物のことを世に紹介したという意味では、この著者の仕事はそれなりに評価されるであろうが、著者はこの『通俗書簡文』がいかなる書物かということについて、「樋口一葉が書いた手紙の書き方の実用書である」という説明しかしていないため、実際に樋口一葉が誰かに宛てて書いた手紙が紹介されているのだろうという誤解が生じる。例えば、「え?樋口一葉って子どもさんいたっけ?」とか、「どうして返事も一緒に紹介されているんだろう?」ということがよくわからなくなってしまうのである。 個人的には、「夏の部」を読み終わるころになって、ようやく返事も含めたこれらの手紙文のすべてが、実は樋口一葉の創作であったということに気がついた次第である。 著者は「実用書である」ことは自明のこととして、詳しい説明を省略したのであろうが、これは極めて不親切なことと言わざるを得ない。

Posted by ブクログ

2015/09/30

一葉が亡くなった年、明治二十九年五月に博文館から刊行された「通俗書簡文」。 その中から約半分程度を抜き出して解説したものだ。 一葉が博文館から依頼され、わかりやすくいうと「手紙の書き方」の文例を指南したもののようだ。 しかし小説と違わず、何と流麗で美しく調子のある文章だろう。 現...

一葉が亡くなった年、明治二十九年五月に博文館から刊行された「通俗書簡文」。 その中から約半分程度を抜き出して解説したものだ。 一葉が博文館から依頼され、わかりやすくいうと「手紙の書き方」の文例を指南したもののようだ。 しかし小説と違わず、何と流麗で美しく調子のある文章だろう。 現代では手紙を書くことなどだいぶ少なくなっているが、このように文章を編めたら手紙を書いてみたいものだと思う。 勿論、文語、候文で手紙を書くわけにはいかないが、最低限、礼儀を持った相手を思いやる文章を織り交ぜた手紙を書いてみたいものである。 「手紙の書き方」ということに拘らなくても、一葉の書いた例文を読むだけで、この本を読んだ価値がある。

Posted by ブクログ

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