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花鳥風月の科学 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社/ |
発売年月日 | 2004/06/25 |
JAN | 9784122043824 |
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花鳥風月の科学
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商品レビュー
3.6
13件のお客様レビュー
山・道・神・風・鳥・花・仏・時・夢・月の10のキー・ワードをとりあげ、それらの概念を中核にして著者の日本文化が語られている本です。 「編集工学」という立場を提唱する著者は、自然史ないし宇宙史を、情報の編集のプロセスとして理解する発想にもとづいて、日本文化においてどのようなしかた...
山・道・神・風・鳥・花・仏・時・夢・月の10のキー・ワードをとりあげ、それらの概念を中核にして著者の日本文化が語られている本です。 「編集工学」という立場を提唱する著者は、自然史ないし宇宙史を、情報の編集のプロセスとして理解する発想にもとづいて、日本文化においてどのようなしかたで情報の編集がなされてきたのかということを考察しています。 「あとがき」で著者は、多くの日本文化論が日本礼讃と日本批判の両極に分かれてしまうことへの危惧を語ります。そのうえで、「いちいち“お里”を調べあうだけでは社会文化の本質は見えてはきません」と述べて、「氏」ではなく「育ち」に注目することで、あらたな日本文化論の視座を打ち出すことができるのではないかという主張を提出します。 本書では、「花鳥風月」に代表される日本文化の中核的な概念を、日本に到来するさまざまな情報を編集する方法ととらえ返すことによって、こうした日本文化論の陥ってきた隘路を打ち破り、風通しのよい議論がなされるためのフィールドを切り開いているところに、本書の大きな特徴があるように思います。
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「山」「神」「風」などモチーフごとに章立てされていて、楽しく読める。絵や俳句が趣味の人にはおすすめ。
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日本の伝記伝承モノに興味を持って読了。日本人が花、鳥、風、月、山、夢などをどう捉えてきたかを、伝承文化や古典、地名、風習などから掘り出して解説するもの。松岡正剛の著作は初めて。内容は日本人なら知っておくと良いと思わせるものが多く、興味深い。好きな人にはたまらないはずだが、作者の表...
日本の伝記伝承モノに興味を持って読了。日本人が花、鳥、風、月、山、夢などをどう捉えてきたかを、伝承文化や古典、地名、風習などから掘り出して解説するもの。松岡正剛の著作は初めて。内容は日本人なら知っておくと良いと思わせるものが多く、興味深い。好きな人にはたまらないはずだが、作者の表現がややくどいかな。
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