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研究者という職業
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京図書/ |
発売年月日 | 2004/09/25 |
JAN | 9784489006852 |
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研究者という職業
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長年、大学において、研究者として研究に取り組み、学生を研究指導していた著者自身の経験に基づく、研究にまつわる随想を編んだもの。どちらかというと、天才型の研究者というより、実直な仕事のスタイルで成功した研究者だろう。同じような姿勢を持つ次世代の研究者へのメッセージと解した。自分独自...
長年、大学において、研究者として研究に取り組み、学生を研究指導していた著者自身の経験に基づく、研究にまつわる随想を編んだもの。どちらかというと、天才型の研究者というより、実直な仕事のスタイルで成功した研究者だろう。同じような姿勢を持つ次世代の研究者へのメッセージと解した。自分独自のユニークな研究テーマを持つ、時流追随型は波に流されやすい、社会学・生物学は自己組織的な性格(意味の考察を重視)を持っている、能力を弁え研究上の責務を果たすことが研究者全集団のため、群小大学ではホームラン型よりヒット・アンド・ラン型の町医者のような教授が求められる、といった経験に基づく言葉は理解しやすい。 抽象度の高い哲学・数学といった学問は指数の高い層が取り組み、そうでない層は、福祉・教育・マーケティングの3類に集まる傾向があり、後者はノーベル賞型の秀才は必要としない分野、という言説は、実務的に研究を表しており興味深かった。 語調に個性が表れており、一人称代名詞の「僕」が頻用されているが、その度にこの語源が頭をよぎるので読み進めていくときに少し気になった。このことは本質的な内容にかかわらないので、予め了解しておけば読了に問題はない。
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非常に批判的に今の大学の現状を描いている本。批判的ではあるが、共感出来ることが多々あったり、また自分の様な若輩者には参考になる部分も多かった。 最後の方は自慢話が目についたが、全体的には良書かと思う。
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大学の問題について語っているのが印象的。教授には横の競争はないという。そういった競争や任期制が研究発展には重要だという。それと、研究が細かくなりすぎて、学ぶ者の視野が狭くなることにも警報を鳴らしている。学部卒と院卒で給料に大きな違いがないというのは、そもそもそれだけの価値しか得ら...
大学の問題について語っているのが印象的。教授には横の競争はないという。そういった競争や任期制が研究発展には重要だという。それと、研究が細かくなりすぎて、学ぶ者の視野が狭くなることにも警報を鳴らしている。学部卒と院卒で給料に大きな違いがないというのは、そもそもそれだけの価値しか得られないからだとか… 一理あるところもあれば、そうなのかと思うところもあるので、大学生や院生に是非一読してみてほしい。
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