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世界の“水"が支配される! グローバル水企業の恐るべき実態
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 作品社/ |
| 発売年月日 | 2004/09/10 |
| JAN | 9784878935916 |
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世界の“水"が支配される!
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商品レビュー
4.3
5件のお客様レビュー
P.10 ウォーターバロン(水男爵、グローバル水企業) P.18 世界三大水企業 フランス、スエズ社、ヴィヴェンディ社 ドイツ、RWE社が所有するイギリス本拠のテームズ・ウォーター社 三大水企業が世界銀行と密接な関係 P.20 世界銀行が融資と引き換えに水道民営化を義務付け...
P.10 ウォーターバロン(水男爵、グローバル水企業) P.18 世界三大水企業 フランス、スエズ社、ヴィヴェンディ社 ドイツ、RWE社が所有するイギリス本拠のテームズ・ウォーター社 三大水企業が世界銀行と密接な関係 P.20 世界銀行が融資と引き換えに水道民営化を義務付け P.227 広島県三次市 三菱商事と日本ヘルスの合弁会社ジャパン・ウォーター 浄水場の運営・管理委託
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
日本でも《国鉄》《郵政》が民営化されてきたが、問題もあるにせよ、概ねうまくいっているかのように見える。しかし、民営化してはいけない分野もあるという事を我々は認識すべきであると考えさせる一冊である。 《水メジャーの民営化までのプロセス》 ①水メジャーはまず世銀のコンサルタントや御用学者を使って民営化効率的かつ安価な水道の実現になると政府を説得。 ②さらには、進出を確実なもとのするべく、現地の政治家に便宜を図ってもらうべく賄賂などに手段を用いる。 ③水メジャーに促された政治家は、公営水道局に大幅な値上げをするように圧力をかけ(通常100%から200%の値上げ)、高い料金に市民が不満を漏らしたところで、民営化が安価な水道の実現に不可欠という世論を形成する。 ④その後世銀の都合のいいデータ、世銀や水メジャーと結託した政治家の圧力、加えて民営化やむなしという論調により、民営化は実現 ⑤実際民営化されると、民営化をする際の約束の多くは反故にされ、安価かつ効率化という、当初の約束とは程遠い、高価かつ不衛生かつ非効率な水道運営となることが多い。 例 a公営水道が抱えていた債務の返済→本国通貨との為替差損などを理由に支払い拒否 b財務内容の開示→有力な政治家の息がかかった機関のみが閲覧できるように契約を骨抜きにする。そうすることで放漫経営に陥ること多し。 c漏水対策→儲からないので対策を後回しにする。さらには漏水分の損失を、料金の値上げにより補充しようとする。 d水道敷設義務→富裕層の居住地区では水道が充実し、貧困層が多く住む地区では、水道管をろくに整備しないことが多い。 結論:【水道の民営化は慎重になるべき】 ①多くの国においては、民営化されると水道料金は高騰する《2倍から5倍》 →特に発展途上国で顕著。場所によっては月収の40パーセントに至るくらいまで値上げされる。 ②コストベネフィットの観点から、水道管のメンテナンスなどを怠るので、不衛生な水が供給されるなどの事態が常態化する。 →米国でもこのような事態が実際起こっている ③自分たちが放漫経営により、料金をありえないくらい上げておきながら、払えない人には容赦なく供給をストップ (月収の4割も水道料金が占めていたら、貧困層は払えるわけない) →水の獲得手段を絶たれた貧困層は、河川の水などに手をだし、南アでは実際にコレラが蔓延した。 ④彼等との契約を切ろうとすると、多額の裁判費用をかけて訴えると脅す。 →水メジャーの売り上げは途上国の国家予算以上のことも普通にあるので、途上国が彼らを追い出すのは非常に困難である。 現在水道事業を民営化しようとしている政治家はこういった書籍を読んで議論をしているのだろうか?
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ウォーター―バロンと呼ばれる巨大水起業が、 いかにして世界の水道事業の民営化に携わり、 その中でいかにあくどい商売をしているか、その実態教えてくれる本 たしかに、彼らの悪い側面だけを見ればここに書かれていることは全くの事実だと思う ただ個人的に疑問なのは、 「ここに書か...
ウォーター―バロンと呼ばれる巨大水起業が、 いかにして世界の水道事業の民営化に携わり、 その中でいかにあくどい商売をしているか、その実態教えてくれる本 たしかに、彼らの悪い側面だけを見ればここに書かれていることは全くの事実だと思う ただ個人的に疑問なのは、 「ここに書かれていることが彼らの全てだとしたら、どうしてこれだけ大きな会社がいつまでも覇権を握り続けることができているのか」 ということだ 実際、悪はいつまでものさばらない どこかに、ウォーターバロンの良いところがあるのじゃないか? そう思わずにはいられないくらい、悲惨な現実がこの本がある 受け止めたくても、頭がなかなか現実を受け入れたくない そんな事例がぎっしりと詰まっている、そんな一冊だった
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