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参加して学ぶボランティア
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 玉川大学出版部/ |
発売年月日 | 2004/09/30 |
JAN | 9784472403125 |
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参加して学ぶボランティア
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ボランティアについて知るには、参加してみることが一番である。 と帯にありますが、 まさにそうでしょう。 不思議なものですが、参加してみてボランティアとは何かという疑問がわいてきます。 というか、参加している側としては、 ボランティアをしているという認識はあんまりないの...
ボランティアについて知るには、参加してみることが一番である。 と帯にありますが、 まさにそうでしょう。 不思議なものですが、参加してみてボランティアとは何かという疑問がわいてきます。 というか、参加している側としては、 ボランティアをしているという認識はあんまりないのではないでしょうか。 そこにはボランティア観が大きく影響してきているような気がします。 崇高な行為、慈善的な奉仕、意識が高い人が行うもの、立派なこと、、、 なんだかとても気高いようなイメージが漂います。 それもあってか、ボランティアなんて偽善だ、という批判も生まれてきます。 参加している人は、ごくごく自然にというか、 楽しいからやっていたり、 なんとなく人に誘われて始めてみたり、 学べることが多いから続けていたり、 人とつながることに喜びを感じていたりで、 ボランティアしています!なんて胸をはっていう人は少ないでしょう。 いやいや、自分がやっていることなんてたいしたことじゃありません、 と謙遜したくなるようなものです。 ボランティアの要素として、自主性、無償性、公共性があげられますが、 人から誘われて始めた活動は自主性がないかもしれません、 交通費などの実費を受け取るような有償ボランティアもあるかもしれません。 では、社会のために活動する彼らはボランティアではないのでしょうか。 社会のために、公共のために活動している人たちにとって、 ボランティアという言葉のもつ響きは違和感とともに伝わるのではないでしょうか。 さて、 本書では、ボランティアとしてどんな学びが生じるかについて、 幅広く指摘しています。 自主的な参加が学習の鍵であり、 社会のことを考えるようになったり、 ものの見方が広がったり、 仲間が増えたり、 人や社会との関わりが増えたり、 人間性が豊かになるなど、多くのよいことがあると考察しています。 具体的にどんなプロセスや働きがあって、そのような学びが生じるのか、 どんな参加方法でもそのような学びが生じるのか、 そういった具体的な内容については、より深めていく必要があると考えます。 ボランティアは社会にとっても参加する側にとってもよいから、 参加しましょう、 との総括だけに終わらず、 参加ハードルやボランティア観の限界についても、 より踏み込んで考察していく必要があるように思います。 “ボランティア活動への参加によって、いつもの日常生活と異なる世界へ入ったとき、私たちは世界には異なったルールや考え方があることに気づく。私たちを縛っているいろいろなルール、制限を受動的に受け取るのではなく、それから一度解放されることによって、そうしたルールや制限のもつ重要性をもう一度考え直せる。”
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