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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 2004/08/30 |
JAN | 9784163234601 |
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商品レビュー
3.4
70件のお客様レビュー
ユーモアや明るさのある文体が、ときおり沈鬱な文体より深い哀しみや葛藤を表現できることがある。とくにこの作品はそれにあたって、小説でありながらも長いリリックのように読めた。 ラップ口調がどうなのかについては色々議論があるだろうが、個人的にはよかった。HIPHOPは持たざる者の音楽...
ユーモアや明るさのある文体が、ときおり沈鬱な文体より深い哀しみや葛藤を表現できることがある。とくにこの作品はそれにあたって、小説でありながらも長いリリックのように読めた。 ラップ口調がどうなのかについては色々議論があるだろうが、個人的にはよかった。HIPHOPは持たざる者の音楽という側面が強いので、この「俺」がHIPHOPを好きになり、触発されて大麻を吸うのも納得できる。 介護のなかで、「俺」は様々な敵を見出すけど、その姿勢もある意味HIPHOP的。≪終わってる≫世代代表と称する「俺」の、生の不在から介護を通じて、生の意味を獲得し守ろうとする闘いの日々として読めた。
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介護という、もはや超高齢化社会になった日本においては日常のものとなりつつあることに、単に辛いとかといった陳腐な言葉で片付けることなく、取り巻く家族のつながりの危うさ、負担の偏り、介護の基本となりうるものは愛情ということなどなど、色々と今更ながら考えさせられる。 2004年に初...
介護という、もはや超高齢化社会になった日本においては日常のものとなりつつあることに、単に辛いとかといった陳腐な言葉で片付けることなく、取り巻く家族のつながりの危うさ、負担の偏り、介護の基本となりうるものは愛情ということなどなど、色々と今更ながら考えさせられる。 2004年に初版のものであるため、当時としては介護が今よりも身近ではなかっただけに、社会的にこの、作品が問題となったところもあろう。(気付けば、街の至るそこあちこに、やたらと老人介護ホームは増えたのは間違いないなぁ。) 文体としては、始終ラップ調で、それがまるで息をつく島すらなく繰り出され、段落すらも許さないため、慣れるまでに多くの人は抵抗を感じるのではなかろうか。 そういう自分もそう感じた一人で、途中途中に繰り出される「YO、朋輩(ニガー)」などという言葉にどういった意味と効果があるか分からず、何処か独り善がりさを感じた。(そういった効果を狙ったなら成功なのであろうが) それでも芥川賞を受賞しており、帯に内田裕也が、「選んだYATSURAもエライ!」と書いており、ある意味英断なのだろう。
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介護についての記述はうんうんと思うところもあったけど、切れ目のない、癖のある文章は苦手で読みにくく感じた。
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