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おヨネとコハル ポルトガル文学叢書5
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おヨネとコハル ポルトガル文学叢書5

ヴェンセスラウ・デモラエス(著者), 岡村多希子(訳者)

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おヨネとコハル ポルトガル文学叢書5

定価 ¥2,200

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 彩流社/
発売年月日 2004/08/25
JAN 9784882029151

おヨネとコハル

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2023/09/04

経験したことのないコロナ禍に翻弄された3年間。 でも,百年前のモラエスの時代にも 肺炎性インフルエンザが大流行したし, その200年前には お染風邪と呼ばれる死に至る伝染病が蔓延したそうだ。 人々が「久松留守」と書いた 小さなお札を玄関先に貼って厄除けを願ったというのは アマビエ...

経験したことのないコロナ禍に翻弄された3年間。 でも,百年前のモラエスの時代にも 肺炎性インフルエンザが大流行したし, その200年前には お染風邪と呼ばれる死に至る伝染病が蔓延したそうだ。 人々が「久松留守」と書いた 小さなお札を玄関先に貼って厄除けを願ったというのは アマビエにどこか共通しているものがある。 これは,何度も繰り返されてきたことで, 現代の医学をもっても, 大流行を食い止めることが 困難であったことから考えると また何十年,何百年後かに 繰り返されるのだろうと思った。 モラエスの書いたものから 私は遠い昔の日本や徳島のさまざまなことを うかがい知ることができた。 モラエスは一度も会ったことがない ラフカディオ・ハーンを敬愛していたようだが 2人には共通点がある。 それは,日本や日本人を同じ高さから 敬愛してくれていることが 書かれた文章から感じられるところだ。 解説や後書きから モラエスがどのような人生を生き なぜ徳島で生涯を終えることになったかが この歳になっているからこそ 何となく理解できるようになった気がする。 できれば最後まで 幸せな滞在をしてほしかった。

Posted by ブクログ

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