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モーターサイクル・ダイアリーズ 角川文庫
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モーターサイクル・ダイアリーズ 角川文庫

エルネスト・チェゲバラ(著者), 棚橋加奈江(訳者)

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モーターサイクル・ダイアリーズ 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/
発売年月日 2004/09/24
JAN 9784043170029

モーターサイクル・ダイアリーズ

¥220

商品レビュー

3.5

61件のお客様レビュー

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2025/10/06

チェ・ゲバラは再評価されているが、賛否両論が存在している。『面白いほどよくわかる現代思想のすべて:人間の<知>の可能性と構想力を探る』において、湯浅赳男先生はゲバラを「透明で私心がなく、権力欲のない(ロマンティックな)革命家」と評している。だから今でも、中南米を中心にして世界中で...

チェ・ゲバラは再評価されているが、賛否両論が存在している。『面白いほどよくわかる現代思想のすべて:人間の<知>の可能性と構想力を探る』において、湯浅赳男先生はゲバラを「透明で私心がなく、権力欲のない(ロマンティックな)革命家」と評している。だから今でも、中南米を中心にして世界中で人気があるのだと思う。ゲバラの純粋性という面が、情け容赦ないという面と表裏一体をなしていると思う。 私の感想は適当で申し訳ないが、それよりも何よりも、まず翻訳者・棚橋加奈江さんによる「訳者あとがき」を紹介したい。本書の素晴らしいガイドになると思う。「彼はどこかの国の国民であろうとしたのではなく、チェ・ゲバラという一人の人間であった」。ジーンと来る。また偏狭なナショナリズムが甦りつつある世界で、ゲバラのアナーキー性と世界性に注目したいと思う。では、「訳者あとがき」の概要は以下のようである。 <メキシコ留学中、旅先のみやげ物屋にぶら下がっている板に書かれた文章が心に焼き付いて離れない。ある男が「砂漠に行って小石を拾いなさい。そうすれば喜びと悲しみを同時に感じるだろう」というお告げを聞いた。彼は砂漠に行き、いくつかの小石を拾ってくるが、翌朝に小石はすべてルビーやエメラルドといった宝石になっていた。彼は、お告げ通りに石を拾ったことに大喜びし、同時にもっと多く拾わなかったことを後悔して悲しんだ。最後に「学習においてもしばしばこれと同じことが起る」と添えられていた。 ゲバラの父親が英語版『モーターサイクル南米旅行記』に寄せた序文で、ゲバラの「学ぶこと」へのどん欲なまでの情熱に言及していた。ゲバラは、この旅で満足なだけ小石を拾っただろうか?どんな喜びや悲しみを得ただろうか? 旅をすると、私たちはいろいろな現実を見る。私たちの目と現実の間にはフィルターがあり、それは社会的通念や常識、育った環境や教育によって培われた人間性や価値観、それまでの経験や知識によって形成される。 旅は、そういうフィルターの性質を知る機会となり、またフィルターを変化させる。ただの小石が、かけがえのない宝物に変るときだ。それは自分自身を学ぶ過程、変化の過程にもなる。自分自身の本当の姿を知る。 その旅でゲバラはペルーで喘息の老女を診察したとき、彼女の苦しみを和らげるための医師の無力さを痛感し、このような人びとが人としての尊厳をもって生きることができるようになるためには、「ばかげた身分制度に基盤をおいた物事の秩序」によって成り立っている社会が変革されねばならないと、と述べる。 南米大陸を北上するこの旅の体験をもとに貪欲にその社会の抱える問題に対する知識を蓄え、鋭い分析を加えていったゲバラは、同時に「自分自身」に近づいていったと言える。彼はアルゼンチンに生まれたにもかかわらず、キューバやコンゴやボリビアで、そして世界のどのような場所であっても、そこに住む人びとを苦しめている「不正」をただすために自らの命を惜しまないということを、のちに行動によって示した。彼はどこかの国の国民であろうとしたのではなく、チェ・ゲバラという一人の人間であった。 『モーターサイクル南米旅行記』を読んでいくと、ゲバラが旅の間に拾っていった小石が宝となって彼を豊かにすることがわかる。板に書かれた話の男は「小石をなぜもっと拾わなかったのか」と嘆いたが、宝石が今度は新しい不安や悲しみの原因になりうるのと同じように、「学ぶ」ことはときに私たちを苦しめる。「学べなかった」ことに対する後悔や嘆きよりも先にやってくるのは、「学ぶ」ことによって得た新しいフィルターのためにより多くのことが鮮明に見えてしまう苦しさだ。ちょうどゲバラが、喘息の老女をとりまく状況に対して医者としての自分のの無力さに苦悩したように。しかし同時に知識が彼を自由にしていくのも分かる。自分にとって「公正なこと」が明確になり、問題があればそれがどんな場所であっても自分にとって同じく問題であると確信するようになり、一人の人間として、それらの問題を冷静に分析しているのが分かる。 彼がどんな人物だったのか、どんな情熱に動かされていたのか、どんな自分を発見したのか、旅を通じて一人の人間がどんなものを得たのかということを、「チェ・ゲバラ」という名前から連想されるイメージから離れて、ここにある文章から直接感じ取ってみてはどうだろうか。> お終い

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2025/01/26

読み始めから、というか娘さんの前書きから 心掴まれちゃう感じがプンプン。 翻訳する方も上手いんだろうけど、なんだろ、 凄いな。 読み始めたばかりだけど、こんなにも感性豊かでその感性をちゃんと文章で伝えられる。 こんなにも完璧な文章読んじゃうと文章の書き方が全くわからなくなって...

読み始めから、というか娘さんの前書きから 心掴まれちゃう感じがプンプン。 翻訳する方も上手いんだろうけど、なんだろ、 凄いな。 読み始めたばかりだけど、こんなにも感性豊かでその感性をちゃんと文章で伝えられる。 こんなにも完璧な文章読んじゃうと文章の書き方が全くわからなくなってしまう。(元々わからないけど、さらにさっぱりわからなくなる) そして、もっといろんな事を知りたいと思うし、 私が知っている事は知ってるに値するのかと考えてしまう。 ゲバラの映画見たいな。

Posted by ブクログ

2024/05/12

東海道五十三次を歩いていた学生の頃、ちょうど泊まったビジネスホテルでこの映画を観て完全にはまりました。 今でも一番良いロードムービーの一つです。 前のことなので文庫本を購入し期待して読み進めましたが、表現が独特で詩的なため読みにくく感じました。 映画→文庫本だとあんまり入ってこな...

東海道五十三次を歩いていた学生の頃、ちょうど泊まったビジネスホテルでこの映画を観て完全にはまりました。 今でも一番良いロードムービーの一つです。 前のことなので文庫本を購入し期待して読み進めましたが、表現が独特で詩的なため読みにくく感じました。 映画→文庫本だとあんまり入ってこないかもしれません。 とても良い物語でしたが、私は映画をオススメします。

Posted by ブクログ