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チベット旅行記(下) 白水Uブックス1073
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チベット旅行記(下) 白水Uブックス1073

河口慧海(著者), 長沢和俊(編者)

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チベット旅行記(下) 白水Uブックス1073

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社/
発売年月日 2004/08/11
JAN 9784560073735

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商品レビュー

3.6

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2024/08/01
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※このレビューにはネタバレを含みます

河口慧海は医師としての信用を得ながらチベットのラサに入り、大学で学び始める。しかし彼が日本人だという噂が流れ始めた。彼は周囲の協力を得てどさくさに紛れてラサを出立し、嘘も方便に賢く関門を抜け、ダージリンに到着することができた。 上巻がヒマラヤの旅の困難さをひたすら描くサバイバルな巻なのに対して、奇跡のように患者を治して人々の信用を得、チベットで平和に暮らす下巻は少しゆったりしている。本当は医師ではないのにキリストの奇跡物語のように病人や瀕死の人を癒していくのがすごいし、逃げ帰る時の難関の関所も奇跡のようにすっと通っていけるのがすごい。彼の協力者だった大蔵大臣らが捕えられて責苦にあっていると知らされたその後の話や2度目のチベット旅行の話が割愛されていて気になる。 僧としてのあり方もさることながら、やはり旅行記として読むのが面白いし、チベットの風習なども書いてあって文化人類学的に面白いと思う。

Posted by ブクログ

2023/05/07

チベット入国後、支那人を装いセラ大学に学ぶ。そして法王ダライ・ラマの侍従医にまで上りつめ、仏法も学び当初の目的は達成するが、日本人であることがバレそうに!バレれば投獄。死罪もあり得る。果たしてどうやって脱出するのか!下巻ではチベットの文化や風習、生活の比較文化が面白い。

Posted by ブクログ

2019/03/11

肉食や肉欲を禁じながらも、自らの目的のためには人を騙す。この本を読むと、一体何が仏の道で、一体何が人道なのかが分からなくなる。聖人では、自らの命を捨てる覚悟を持っていたとしても大切なものは守れず、そもそも事物に囚われない事から大切なものを持たないのかも知れないが、では、そこに見せ...

肉食や肉欲を禁じながらも、自らの目的のためには人を騙す。この本を読むと、一体何が仏の道で、一体何が人道なのかが分からなくなる。聖人では、自らの命を捨てる覚悟を持っていたとしても大切なものは守れず、そもそも事物に囚われない事から大切なものを持たないのかも知れないが、では、そこに見せる執着は何なのか。まして肉欲の無い世界は、子孫も残せず、滅びを導きはしないのか。チベットまでの苦行に耐える著者の手記を見ながら、自分の価値観を照らし、悩む。どうやら、仏の道とは、ただのこだわりを貫く事ではないか。そして、貫く事こそが戒律であり、煩悩を絶する事は、単に自らのルールに過ぎないのでは、と。考えながら読む。著者と共に、旅をしながら。不思議な読書体験であった。

Posted by ブクログ

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