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安藤昌益からみえる日本近世
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京大学出版会/ |
| 発売年月日 | 2004/03/10 |
| JAN | 9784130262064 |
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安藤昌益からみえる日本近世
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安藤昌益の思想形成のプロセスを文献学的な精査を通して明らかにし、孤高の思想家とされた昌益を同時代の思想的な舞台のうちに置きなおす試みがなされています。 昌益は、その経歴が不詳であることから、どのようにして学問を身につけたのかということは明確になっていません。そこで著者は、昌益の...
安藤昌益の思想形成のプロセスを文献学的な精査を通して明らかにし、孤高の思想家とされた昌益を同時代の思想的な舞台のうちに置きなおす試みがなされています。 昌益は、その経歴が不詳であることから、どのようにして学問を身につけたのかということは明確になっていません。そこで著者は、昌益のテクストと、同時代の韻論や運気論、天譴論、本草学などの書物との校合をおこなうことで、彼がどのようにして学問的知識を獲得しみずからの思索を提出するにいたったのかということを明らかにしています。たとえば天譴論にかんしては、否定的な立場に立つ西川如見の『教童暦談』を参照しながらも、昌益が肯定的な立場から議論を構成していることが示されています。 さらに著者は、『太平記』についての評論である『太平記評判秘伝理尽鈔』などのテクストが近世において広く受け入れられており、そこに論じられている思想が朱子学とは異なる思想史的な地下水脈をかたちづくっていることに目を向けます。昌益もこのテクストの影響のもとで『太平記』にかんする考察をおこなっており、著者はこのことに着目して、一方では昌益が封建的な身分制度を支えている仏教などのイデオロギーを批判するための手がかりを得ていることを指摘するとともに、他方では昌益を含む近世の思想史的舞台を展望する視座を指し示そうとしています。 昌益の思想そのものについて学びたいと思い本書を手にとったのですが、期待していた内容とは異なっていたものの、昌益を中心にして近世の学問状況について幅広い知識を得ることができました。
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