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琥珀捕り 海外文学セレクション
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琥珀捕り 海外文学セレクション

キアランカーソン(著者), 栩木伸明(訳者)

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琥珀捕り 海外文学セレクション

定価 ¥3,520

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社/
発売年月日 2004/02/28
JAN 9784488016388

琥珀捕り

¥1,375

商品レビュー

4.6

16件のお客様レビュー

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2023/10/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

刺さる人には刺さる作品でしょうね。 だけれども神話系とか神々のワードを覚えるのも しんどいわっ!!と感じる人にはこれ地獄だかんな!! 基本的につながりが変なところに出てくるので あまり真剣に読むとケガします。 気になるところだけさっと読むにとどめたほうが 賢明な作品です。 だけれども冒険王ジャックは 正直者だったんだなぁ…

Posted by ブクログ

2023/02/20

3/15追記 読めば読むほどどんどん好きになる。 ★5にしちゃった。 イーオー、アルゴス、メルクリウス。 “イーオーの燃える炎の燃料は、地球上の河川くらいの大きさの稲妻をたえず投げつづける木星が供給している。” ---------------- 取り留めのない与太話・御伽噺・蘊...

3/15追記 読めば読むほどどんどん好きになる。 ★5にしちゃった。 イーオー、アルゴス、メルクリウス。 “イーオーの燃える炎の燃料は、地球上の河川くらいの大きさの稲妻をたえず投げつづける木星が供給している。” ---------------- 取り留めのない与太話・御伽噺・蘊蓄話がひたすら途切れることなく延々と綴られた奇書。 大好きなんだけど、読んでると絶対に眠くなってきてなかなか読み進められない。 こう書くと地味な内容のように思わるかもしれないけど、実際に文章を読みながら浮かぶ情景は「目もあやな」と言いたくなるくらい色彩豊かできらきらしてる。香りもする。 喩えるならクリムトとヒエロニムス・ボスとフェルメールをごちゃ混ぜにした琥珀色の織物(あるいは琥珀色の迷路、あるいは琥珀色のジャンルグル)みたいな。 死ぬまでに読み終えられたらいいな。 でも一生読み終わらない方がこの本らしい気もする。 チューリップ熱の話と装飾写本の話が好き。

Posted by ブクログ

2021/12/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

目次 ・対蹠地(アンチポーズ) ・ベレニケ ・水時計(クレプシドラ) ・デルフィニューム ・麦角(エルゴッド) ・キツネノテブクロ ・ガニュメデス ・ヘリコーン ・イーオー ・ジャシンス ・薫製ニシン(キッパー) ・ライデン ・マリゴールド ・思い上がりを罰する女神(ネメシス) ・アヘン ・ペガソス ・マルメロ ・派生効果(ラミフィケーション) ・潜水艦(サブマリン) ・速記法(タキグラフィー) ・水の精(ウンディーネ) ・ヴェロニカ ・行方(ホエアラバウツ) ・ゼロックス ・ヤーン ・回転のぞき絵(ゾエトロウプ) Amazonの紹介文がすべてです。 詩人が書く散文は、かくも難解なものになり得るのだなあ。 ギリシア・ローマ神話もケルトも、ほら話も好きなのですが、手こずりました。 ”異質なものがさまざまにはぎ合された結果、ここの部分には見覚えがあるけれど全体としては途方もない合成物になっているという点で、この本はカモノハシにそっくりである。” これにつきます。 日本語の目次ではわかりにくいのですが、原書ではアルファベット順に26タイトルが並んでいます。 そしてそれらが重なりながら、徐々にずれながら、いくつもの物語が語られていきます。 化石の中から琥珀を取り出すように、中のものを壊さないように、慎重にいろんな角度から少しずつ削り出していく。 取り出されたものは磨かれて、静かに輝きを見せる。 そんな作品でした。 いろんな知識があったらもっと楽しめたと思うと、自分の浅学が残念です。

Posted by ブクログ

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