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雑談にっぽん色里誌 芸人編 ちくま文庫
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商品詳細
内容紹介 | 内容:三遊亭円遊師匠. 高砂家ちび助師匠. 古今亭志ん好師匠. 桂枝太郎師匠 |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房/ |
発売年月日 | 2004/03/10 |
JAN | 9784480039064 |
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雑談にっぽん色里誌 芸人編
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雑談にっぽん色里誌 芸人編
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同名の書「仕掛け人編」からの流れで手に取る。 色ごとだけでなく、当時人々を楽しませてきた「芸」(落語など芝居小屋だけの話でなく、今は無くなってしまった大道芸、今で言うストリートパフォーマンスなど)の話も全体の半分ほどを占めていて興味深い。 小沢昭一さんのが「この人」と選...
同名の書「仕掛け人編」からの流れで手に取る。 色ごとだけでなく、当時人々を楽しませてきた「芸」(落語など芝居小屋だけの話でなく、今は無くなってしまった大道芸、今で言うストリートパフォーマンスなど)の話も全体の半分ほどを占めていて興味深い。 小沢昭一さんのが「この人」と選んだ芸人さんに、インタビューという形で話が進む。話の辻褄が合わないところや、前後するところなどあるが、芸人さんたちの武勇伝でもあり、この本自体が、小沢昭一さんとその芸人さんが即興で作った落語や漫才のネタという感じで充分楽しめた。 民俗学者としてご高名な宮本常一さんのような学者さんの著作も素晴らしいが、誰も知らない、知っていても語られることのない、記録にも残らない「下町の民俗学」の学者?としての小沢昭一さんの凄さを改めて感じた。 過ぎ去った歴史を、良かった、悪かったと語るのではなく、日本人はこれまでどのような感覚や考え方を大事にし、また人権などどのような感覚に欠けていたのか、そしてどのような生活してきたのかを知り、振り返ってみることは、今とても大切だと思う。だから私にとっては、宮本常一さんも小沢昭一さんも同じように尊敬する。
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