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日本美術応援団 ちくま文庫
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日本美術応援団 ちくま文庫

赤瀬川原平(著者), 山下裕二(著者)

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日本美術応援団 ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 2004/03/12
JAN 9784480039255

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日本美術応援団

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商品レビュー

4.1

16件のお客様レビュー

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2010/05/28

「日本美術はおもしろ…

「日本美術はおもしろいぞ!」といい年したオッサン二人がガクラン姿で応援。国宝だからと構えて絵を見るのではなく、もっと絵って即物的に見ていいんだと安心できます。「雪舟ってはっきり言って不器用」とかちょっとそういう見方ってしませんもん。目からウロコ、これを読んでから美術館に行った方が...

「日本美術はおもしろいぞ!」といい年したオッサン二人がガクラン姿で応援。国宝だからと構えて絵を見るのではなく、もっと絵って即物的に見ていいんだと安心できます。「雪舟ってはっきり言って不器用」とかちょっとそういう見方ってしませんもん。目からウロコ、これを読んでから美術館に行った方が面白いですよ。

文庫OFF

2025/07/01

 少し古い本。ちょうど、大阪市立美術館や奈良国立博物館、京都国立博物館で国宝を中心とした企画展が行われており、それらの展覧会を見て、日本美術に関する本を読みたいなあと思い、本棚から引っ張り出してきた。  筆者である芸術家赤瀬川原平と美術史家山下裕二が雑誌の対談をきっかけに「日本美...

 少し古い本。ちょうど、大阪市立美術館や奈良国立博物館、京都国立博物館で国宝を中心とした企画展が行われており、それらの展覧会を見て、日本美術に関する本を読みたいなあと思い、本棚から引っ張り出してきた。  筆者である芸術家赤瀬川原平と美術史家山下裕二が雑誌の対談をきっかけに「日本美術応援団」を立ち上げたのが1996年、その第1弾である本書「日本美術応援団」が出版されたのが2000年、そして2004年に文庫版が出版されている。  その頃は、まだまだ世の中が元気な時代、正統派ではなく、ちょっと斜に構えたような本が出版されて、もてはやされていた良き時代である。  本書で取り上げられている画家等は、雪舟、長谷川等伯、伊藤若冲、東洲斎写楽、葛飾北斎、尾形光琳、青木繁などなど、珍しいところでは縄文土器、龍安寺の石庭、装飾古墳といったものもある。  読んでいて、雪舟や長谷川等伯なんかは本当に好きなんだと思う。(雪舟については、この後日本美術応援団で「雪舟応援団」という本も出している。)  本書の後半から、絵の良さを表現するのに「乱暴力」という言葉を用いている。作品の企画から外れる、新たな表現をこういう言葉で表しているのだが、個人的には、この言葉が出てくる前の方が面白い気がする。なにか訳の分からない、でも表現しないと収まりがつかない、混沌とした状況を一生懸命説明しようとしている所がいい。  といっても、赤瀬川先生、いつも上手く言葉を造るよね。「老人力」「新解さん」「トマソン」など。トマソンはウィキペディアでも出てくるもんね。スゴイ。  そして、日本美術応援団は、日本美術を幅広く応援するため、「雪舟応援団」の他に、「京都 大人の修学旅行」「オトナの社会科見学」などの本を生み出していくことになる。

Posted by ブクログ

2018/03/16

赤瀬川原平に触発されて美術史の専門家が「作品」そのものを論じる展開に引き込まれる。作品に会おうと途中から旅行記になっていき、その後をたどりたいと思わせるすぐれた啓発書でもある。

Posted by ブクログ