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底抜け合衆国 アメリカが最もバカだった4年間
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底抜け合衆国 アメリカが最もバカだった4年間

町山智浩(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 洋泉社/
発売年月日 2004/09/06
JAN 9784896918434

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商品レビュー

3.8

7件のお客様レビュー

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2018/10/29

とりあえずエリスのインタビューだけ読んだ。 興味深かった点。 p. 62 『地獄の黙示録』のカーツ大佐は実在したという話。ベトナム戦争映画の中であまり評価は高くなかったのだけれど、もう一度見直したくなった。 p. 104 『ジ・オニオン』という冗談新聞。 p. 142とp....

とりあえずエリスのインタビューだけ読んだ。 興味深かった点。 p. 62 『地獄の黙示録』のカーツ大佐は実在したという話。ベトナム戦争映画の中であまり評価は高くなかったのだけれど、もう一度見直したくなった。 p. 104 『ジ・オニオン』という冗談新聞。 p. 142とp. 240 「なかったこと」になる社会。イラク戦争で生身の人間が流す本物の血を「見ないふり」で済ませる、ブッシュの母バーバラの「ビューティフル・マインド」について。この前観た『アメリカン・サイコ』と通じるものがある。 p. 226とp. 235 企業支配社会について。対岸の火事と笑っていられないところがなんとも怖い。この「いやーな感じ」は間違いなく今の日本にもはびこっている。 マイケル・ムーアや『スーパーサイズ・ミー』のモーガン・スパーロックなどのドキュメンタリー映画監督が猛プッシュされている。当時日本でも流行ったのだけれど、些か流行りすぎたせいもあって(スマステで何回も特集が組まれてた)、なんとなく敬遠していた。これを機会に観てみようかな。 あと、『フィッシャー・キング』に出てくるジャック・ルーカスばりのお下劣DJハワード・スターンのラジオにも興味がわいて来たり。

Posted by ブクログ

2016/04/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

カーツ大佐のモデル、トニー・ポー。 ブッシュと9:11、マイケル・ムーアの映画 例によって皮肉のきいた文章 右傾化するアメリカ シュワルツネッガーの個人記念館 映画の「スーパーサイズミー」の頃 ドットコムバブル崩壊やエンロン事件 ジャージャービンクス、カリブ訛りの英語 ベトナム帰還兵=PTSDの固定概念は映画・テレビが作成

Posted by ブクログ

2013/06/21

2000年から2004年のアメリカ。 あぁそんなことあったあった!と懐かしみながら読んだ。 もちろん知らなかったこともたくさん。そして、アメリカ国内でどのように偏った報道がされていたかということも、よくわかった。 アメリカって、とても大きな国で、ピラミッドが結構はっきりしている国...

2000年から2004年のアメリカ。 あぁそんなことあったあった!と懐かしみながら読んだ。 もちろん知らなかったこともたくさん。そして、アメリカ国内でどのように偏った報道がされていたかということも、よくわかった。 アメリカって、とても大きな国で、ピラミッドが結構はっきりしている国だと思う。上層の一握りの人が、情報を隠したり、うそを流したり、そしてそれを知らない下層の人は右に左に流される。 超右翼なDJが、普通にラジオ番組で暴言吐きまくってる、その自由さというか、いいかげんさというか、あぁそれがアメリカという国だなぁ、としみじみ。 映画ネタ、俳優ネタも楽しい。

Posted by ブクログ

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