どうする「理数力」崩壊 子どもたちを「バカ」にし国を滅ぼす教育を許すな

筒井勝美(著者), 西村和雄(著者), 松田良一(著者)

• 販売会社／発売会社: PHP研究所/
• 発売年月日: 2004/04/05
• JAN: 9784569633978

商品レビュー

2006/05/14

学力の低下は認知しててここまで酷いというか話ができません。
　宮沢喜一や塩じい等の年代としかお話したくありません。
学力が点数だけでバカになっているのかと思っていたら
　昭和43年の試験問題と平成14年の試験問題は難易度というか応用度が全違う
　同じ一次方程式のテストでも昔は分数　小数点を入れたテスト
しかし　今は整数のみで公式に当てはめて一桁の掛け算と割り算で
1瞬に回答できる。
　これでテストができたいい点、取れた　ふざけるな！！
公式暗記すればいいだけじゃないか！　
　学力テストは簡易化　平易化して平均点が下がっているという事は一体どういうことだ。
　数学の文章題でも2次方程式を例にとると。

昭和43年
「10000円を1年間預けたところ元利合計が11000円になったという。
年利率は約何分何里であったか。ただし利息は半年毎の福利計算とする。
　これを解答すると（１＋Ｘ）^2=1.1
だから±√1.1　Ｘ＝0.049
平成14年「ある整数を2乗をした数はもとの整数の3倍に等しくなるといいます。この整数を求めなさい。

　Ｘ^2-3X=0
あのね。そんなものはとくまでもなく0と3でしょ　

教科書の2次方程式ってなにっていう解説文に？をつけただけじゃないか。

　どこに考える要素があるんだ？？？？？？？

それから教科書　今の教科書　絵と写真しかのっていないじゃないか　あれでどうやってわかるんだ　私にはわかりません
　理解できたら天才です。　記号論の天才です。現代人は。

そして驚くべきは大学生でのテスト　国立難関　と地方国立で
Q 　Aが鋭角でtanA=√３であるときはCosAは？という問題
　これは暗記している問題のはずです。
　国立難関での正答率　＝96.4％　でも地方国立は64・7％の正答率

なぜ間違える・・・・・・・・

しかも今のテストは計算機を使用していいらしい

想像を絶する酷さです