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調子のいい女 角川文庫
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調子のいい女 角川文庫

宇佐美游(著者)

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調子のいい女 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/
発売年月日 2004/01/25
JAN 9784043741014

調子のいい女

¥220

商品レビュー

2.7

6件のお客様レビュー

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2010/05/28

調子のいい女に振り回…

調子のいい女に振り回されて流されていく美和子。ドロドロとしたものではなく明るい雰囲気で書かれているのでライトな小説です。

文庫OFF

2010/05/28

男をだまして、留学す…

男をだまして、留学するし、そこでさまざまなことがるというストーリー。なかなか面白いですよ。

文庫OFF

2019/10/09

ボストンに語学留学で向かった元ホステスの美和子と、会社で社長に言い寄られて逃げ出した波絵。同じ日に同じ寮に入るはずだったが、寮のオープンは3日後。そこから2人のアメリカ生活が始まる。 のっけから2人の主人公らしき女性が現れるが、どちらがどう絡んでいくのかと思ったら、2章目からは...

ボストンに語学留学で向かった元ホステスの美和子と、会社で社長に言い寄られて逃げ出した波絵。同じ日に同じ寮に入るはずだったが、寮のオープンは3日後。そこから2人のアメリカ生活が始まる。 のっけから2人の主人公らしき女性が現れるが、どちらがどう絡んでいくのかと思ったら、2章目からは美和子視点のみになっていく。書き出しおかしくない? でまあ、美和子のホステス時代の波乱万丈をはさみつつ、現在進行中のドタバタを描いていくわけだが、まあなんていうか、プライベートの部分しか描けない底の浅さ。バブル期に、こういう謎の「語学留学」をした作者なのであろう。つまり、留学中は大学なんかそっちのけだったんだろうな。 ホステスの話は、まあよくある話ではないかと思う。実際のところしらんけど、バブルの頃にはそれくらい貢いでくれる人もいたんでしょうねと。武勇伝的に描いているが、借金抱えたままアメリカに逃げてるほうが、ハラハラ感があったのではないか。 アメリカでなにか事件が有るのかと思いきや、突然帰国。帰国してからの描写が、ホステス時代の回顧話も含め、それまでと打って変わって陰鬱になるのだが、そこからがこの本の本題。長い前置きであった。 例えば、先輩ホステスから貸しを押し付けられて逃げられなくなる状況、そんな中「顔を合わせないのでホッとするが、反面辛い」というような状況把握など、それまで見られなかったような、ちょっと考えてるやん?という部分は評価されてもよいのではないか。その分☆+1。 最終的に…は、読む人に任せて、バッドエンドだったら、多分評価ももう少し高かったんだろうなと思う。それにつけても、留学のくだり(ほぼ全部だが)必要だったかあ?嫌いな人間と仲良くなるのなら、留学でなくても良かったんちゃうんかな。

Posted by ブクログ