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おわりの雪
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おわりの雪

ユベール・マンガレリ(著者), 田久保麻理(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社/
発売年月日 2004/12/10
JAN 9784560047989

おわりの雪

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商品レビュー

3.4

19件のお客様レビュー

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2020/04/10

まさに静謐な世界。初めて読む作家さんでしたが、冬の町の情景や主人公の心の描写がとても繊細で丁寧で、そのおかげもあって、ひたすら気鬱になる展開でも静かに結末を受け入れることができました。一番好きなシーンは、病床の父親と会話。そして、老犬と歩く雪原のシーン。

Posted by ブクログ

2019/07/29

静寂の物語。 150ページほどの短い作品。 古道具屋で鳥籠に入れられた一羽のトビを見つけ、それを手に入れることを夢見る主人公の少年。父親は重い病床にあり、夜になるとそっと家を出て行く母親。少年はトビを買うお金を得るために養老院の老人たちの散歩の付き添いのアルバイトをしている。 ...

静寂の物語。 150ページほどの短い作品。 古道具屋で鳥籠に入れられた一羽のトビを見つけ、それを手に入れることを夢見る主人公の少年。父親は重い病床にあり、夜になるとそっと家を出て行く母親。少年はトビを買うお金を得るために養老院の老人たちの散歩の付き添いのアルバイトをしている。 シンプルに、訥々と紡がれる物語。 茶色い子犬と共にひたすら雪の平原を彷徨うシーン。毎夜のように自分で創作したトビを獲る男の物語を父親に語る少年。小川洋子さんの作品を読んで感じる静謐さに似て、でももっと物寂しさを含む「静寂感」が素晴らしい。 他のレビューを見ていたら堀江敏幸さんの名前が出てきた。確かに近いかも。 一方で、まだどこか掴み切れない感覚が有る。暫くしてどれだけこの物語が心に残っているか、それを見てみたい気がします。

Posted by ブクログ

2018/10/11

『14歳の~』から。YA作品みたいだけど、文体とか含めて普通の文学小説。路傍で売られるトビが欲しくて、それに向けての仕事を淡々とこなしつつ、ときに危ないことにも手を染め、で要所要所に父親との交流が挟まれていく。それだけの物語なんだけど、淡々とした語り口調のせいもあり、読んでいるう...

『14歳の~』から。YA作品みたいだけど、文体とか含めて普通の文学小説。路傍で売られるトビが欲しくて、それに向けての仕事を淡々とこなしつつ、ときに危ないことにも手を染め、で要所要所に父親との交流が挟まれていく。それだけの物語なんだけど、淡々とした語り口調のせいもあり、読んでいるうち、背筋を正される。短めの長編小説だけど、余韻もなかなか。

Posted by ブクログ

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