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いずれ我が身も 中公文庫

色川武大(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2004/03/25
JAN 9784122043428

いずれ我が身も

¥550

商品レビュー

3.9

8件のお客様レビュー

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2010/05/28

晩年のエッセイ集。軽…

晩年のエッセイ集。軽い調子で書かれてますが、ひとつひとつに作者の人生観がにじみ出ていて、深い味わいがあります。「不良少年のまま一生を終えたい」――男のロマンだなあ。

文庫OFF

2022/04/14

色川武大の晩年のエッセイ集。それまで持っていたイメージをくつがえすような滑稽な語り口に、笑いながらひと晩で読み明かした。それでいて震災やネットの炎上問題にも通じることも書いてあって、やっぱりすごい人だなぁと畏れ入ってしまいます。

Posted by ブクログ

2021/08/13

色川武大 「いずれ我が身も」  著者最後のエッセイ「 ばれてもともと 」を再編集したもの。さすが 勝負師だけあって、失うことを恐れていないし、自分のスタイルを変えない 一番著者らしいエッセイは「運の貯金、血の貯金」 *運は貯蓄できる=運はコントロールできる *運は何代にもわ...

色川武大 「いずれ我が身も」  著者最後のエッセイ「 ばれてもともと 」を再編集したもの。さすが 勝負師だけあって、失うことを恐れていないし、自分のスタイルを変えない 一番著者らしいエッセイは「運の貯金、血の貯金」 *運は貯蓄できる=運はコントロールできる *運は何代にもわたり貯蓄できる=自分の努力が報われなくても、それが運の貯金となり、後の世代に継がれる 失うことを恐れず、自分のスタイルを変えず、運をコントロールすることが、著者の勝負師としてのポリシーなのだと思う 「ばれる」は 何もかも失うとか、死とかの意味だろうか? エッセイ全体に「何もかも失って 元々なんだから、そうなるまで、いろいろなものを かすめとっておこう」というテイストが溢れている 人格形成期に戦争があり長生きは考えられなかった〜先のことは考えられない〜そう遠くない将来に、いつか必ず死の手に捕まる 天災にしろ事故にしろ、ほとんど無防備の生活をしている〜蓄えも作ろうとしない いざ悪い目をひいてしまったとき〜ばれてもともと いずれ我が身も 窮地におちいっている人間を我が身に感じる〜いつの日か自分も必ずこうなるのだ、という心持ちである

Posted by ブクログ

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