多生の縁 玄侑宗久対談集

玄侑宗久(著者)

• 内容紹介: 内容:妖しの世界へ 京極夏彦述. 死者のゆくえ 山折哲雄述. 死と向き合い、生を充実させる 鈴木秀子述. 死に臨むための医療と信仰 山崎章郎述. 「科学」としての宗教 坪井栄考述. 「親と子」を語る 松原泰道述. 仏教を見直そう 梅原猛述. 真理は月の光のように柔らかい 立松和平述. 二十一世紀に必要な東洋の智慧 五木寛之述
• 販売会社／発売会社: 文藝春秋/
• 発売年月日: 2004/03/30
• JAN: 9784163657301

商品レビュー

2017/10/16

霊魂有無が曖昧ですが、お骨はものですよね。けれども現代の日本人にとって、どうやらお骨は生々しく死者を感じさせるものではなくなっているようです 一神教は砂漠の産物で、多神教は森の産物でしょう

2009/09/08

人生に回り道はいい。
受験勉強なんかも、受験に合格しなければその時間は無意味だったと解釈される。けれども、人生といのはそういうものではない。先にある何かのために今を犠牲にして捧げるのではなくて、一瞬一瞬の時間で差し引きゼロ、将来に貸しがない状態にしておかなければいけない。
全てのことは自分が何かを学び深まるために起きるということを自覚して、常に堂変わるか分からない今を尊く生きることが人生の大切なテーマ。
人間というのは宇宙の分身みたいなもの。
学校の問題で一番欠如しているのは宗教。
まずは自分が幸福だという実感を持つ。