- 中古
- 書籍
- 書籍
女子高生コンクリート詰め殺人事件 彼女のくやしさがわかりますか?
定価 ¥2,200
1,760円 定価より440円(19%)おトク
獲得ポイント16P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 社会評論社 |
発売年月日 | 2004/07/20 |
JAN | 9784784501786 |
- 書籍
- 書籍
女子高生コンクリート詰め殺人事件
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
女子高生コンクリート詰め殺人事件
¥1,760
在庫なし
商品レビュー
2
1件のお客様レビュー
裁判官の論告にあるように、この事件は「なんら落ち度のない被害者」が「たまたま被告人に遭遇したという一事のために」監禁され、41日間(…41日間!)に渡り絶え間無く陵辱・暴行を受け、衰弱死の挙句、遺体を棄てられたというものである。 しかし、マスコミの論調は違う。 「なぜ逃げなかっ...
裁判官の論告にあるように、この事件は「なんら落ち度のない被害者」が「たまたま被告人に遭遇したという一事のために」監禁され、41日間(…41日間!)に渡り絶え間無く陵辱・暴行を受け、衰弱死の挙句、遺体を棄てられたというものである。 しかし、マスコミの論調は違う。 「なぜ逃げなかったのか」を執拗に問い続ける記事。『監禁ゲーム』などと、まるで見当違いの言葉を使う有名人。果ては、被害者を不良少女かのように書き、仲間内のリンチだと匂わせる雑誌まで…… 筆者の怒りは、マスコミによる『セカンドレイプ』に向けられている。もちろんそれは許し難いことだが、著者たちは被害者少女をというよりも、マスコミの姿勢を「全ての女性」への侮辱と捉え、怒りを吐き出している気がする。マスコミ→男社会→全ての男たちへと、攻撃の対象がずれている印象を受けた。後半の座談会はただのお喋り。 それでもこの本は、事件を扱った書籍の中では、数少ない「被害者側に立った」作品だというのだから、なんだか脱力してしまう。 巻末に収録された裁判論告の写しが一番、被害者の無念さに寄り添っているように読めた。そりゃないよ…(T ^ T)
Posted by