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アンシャン・レジーム ヨーロッパ史入門
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アンシャン・レジーム ヨーロッパ史入門

ウィリアムドイル(著者), 福井憲彦(訳者)

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アンシャン・レジーム ヨーロッパ史入門

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2004/10/20
JAN 9784000270922

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商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2010/10/31

アンシャンレジームとは何か、政治・文化・宗教を、地域を超えてさまざまな視点から説明している本。 私が理解したことは以下です。 アンシャンレジームとは一般的にはアンリ4世(17世紀)~フランス革命(1789)までの絶対王政を指すけれども、それは既得権や権力集中が起こっているどの共...

アンシャンレジームとは何か、政治・文化・宗教を、地域を超えてさまざまな視点から説明している本。 私が理解したことは以下です。 アンシャンレジームとは一般的にはアンリ4世(17世紀)~フランス革命(1789)までの絶対王政を指すけれども、それは既得権や権力集中が起こっているどの共同体にも見られる構造である。 アンシャン・レジームの崩壊は、人口増や軍事費の歳出増、またそれをまかなうために貨幣増発をおこなったことで生じたインフレなど、色々な長期的な原因が重なって起きる。 アンシャンレジーム崩壊後には革命戦争が起こり、ナポレオン戦争に発展していくので、逆にアンシャン・レジームを高く評価する学者もいたそうだ。アレクシス・ド・トグウィルはその1人で、長老や宗教家の存在が秩序を保つのには不可欠と述べている。また「民主主義は多数派による専制政治。その多数はをコントロールするのはマスメディアであろう」と予言している。ワオびっくり。 現代の予言者は誰でしょうか? 気にな~る!

Posted by ブクログ

2010/06/07

[ 内容 ] フランス革命が生んだ言葉「アンシャン・レジーム」は、その後の歴史の流れのなかで、時代により論者により、さまざまな意味や内容を担わされてきた。 「旧体制」はどこでどのように機能し、いつ始まっていつ終わったのか。 また、アンシャン・レジームをめぐる概念の変遷は、同時代の...

[ 内容 ] フランス革命が生んだ言葉「アンシャン・レジーム」は、その後の歴史の流れのなかで、時代により論者により、さまざまな意味や内容を担わされてきた。 「旧体制」はどこでどのように機能し、いつ始まっていつ終わったのか。 また、アンシャン・レジームをめぐる概念の変遷は、同時代の政治的・思想的脈絡とどのように絡みあっていたのか。 一見自明に見えて複雑な問題の広がりをもつアンシャン・レジーム概念の捉え方の流れを追い、近代史を考えるうえでもつこの概念の重要性を明らかにする。 [ 目次 ] 第1章 アンシャン・レジームという観念の変遷―一七八九年から一九一四年まで(はじめのうちの定義;意見の分裂;学問的分析に向かって) 第2章 さまざまなアンシャン・レジーム(政治的な側面からの考察;社会的な側面からの考察;経済的な側面からの考察;文化的な側面からの考察;ヨーロッパの尺度からの考察) 第3章 アンシャン・レジームの範囲(アンシャン・レジームの開始期について;アンシャン・レジームの終了期について) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted by ブクログ

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