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斎王の葬列 新潮文庫
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斎王の葬列 新潮文庫

内田康夫(著者)

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斎王の葬列 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 2004/11/01
JAN 9784101267241

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斎王の葬列

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商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

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2018/11/23

滋賀県土山にある、斎王の休息地とされる垂水頓宮に小さな劇団が『斎王の葬列』という映画を撮るためにロケを行う。しかし、頓宮にある御古址の森は、立ち入ったりすると祟りがあるという言い伝えがあった。その中で、映画のロケを見に来ていた男が殺される。 昔のエピソード→祟りを信じるか?→殺...

滋賀県土山にある、斎王の休息地とされる垂水頓宮に小さな劇団が『斎王の葬列』という映画を撮るためにロケを行う。しかし、頓宮にある御古址の森は、立ち入ったりすると祟りがあるという言い伝えがあった。その中で、映画のロケを見に来ていた男が殺される。 昔のエピソード→祟りを信じるか?→殺人、という内田康夫の様式美とも言える展開であり、前にも読んだかもという錯覚が起きる。ただ、入りの部分の久米美佐子のエピソードが他の部分から完全に浮いており、あれ?こっちでストーリーを展開するんじゃなかったの?という違和感がある。 また、全体のストーリーとしては、なるほどねえという展開ではあるのだが、斎王にまつわる歴史部分は適当に流しすぎじゃないのかなあ。浅見も東京からソアラで何度も行けるような場所でもないのに、隣の県にでも行くように現れるし、そのへんは不満。 また、最初の被害者が流れ者的に扱われていたが、もうちょっとキャラクター設定も欲しかった。殺されるまでキャラクターが曖昧なままであった。 ノープランで書き始めたとは書いてあるが、それなら逆に冒頭部のぼんやりしてしまった部分だけでもカチッと決めてほしかったな。

Posted by ブクログ

2016/10/22

内容紹介 都から伊勢神宮へ遣わされた皇女の通い路であった滋賀県土山で、その「斎王群行」を題材にした映画のロケ中に地元の青年が殺される。監督は旧友の浅見光彦に調査を依頼するが、直後に第二の殺人が。斎王の祟りが囁かれる中、光彦は34年前にこの地の古い宮で起きた惨劇に辿り着く。歴史...

内容紹介 都から伊勢神宮へ遣わされた皇女の通い路であった滋賀県土山で、その「斎王群行」を題材にした映画のロケ中に地元の青年が殺される。監督は旧友の浅見光彦に調査を依頼するが、直後に第二の殺人が。斎王の祟りが囁かれる中、光彦は34年前にこの地の古い宮で起きた惨劇に辿り着く。歴史の闇に消えた者たちの呪詛と、現世を生きる者たちの怨念が伝説の地で交錯する、長編歴史ミステリー。 内容(「BOOK」データベースより) 都から伊勢神宮へ遣わされた皇女の通い路であった滋賀県土山で、その「斎王群行」を題材にした映画のロケ中に地元の青年が殺される。監督は旧友の浅見光彦に調査を依頼するが、直後に第二の殺人が。斎王の崇りが囁かれる中、光彦は34年前にこの地の古い宮で起きた惨劇に辿り着く。歴史の闇に消えた者たちの呪詛と、現世を生きる者たちの怨念が伝説の地で交錯する、長編歴史ミステリー。 内容(「MARC」データベースより) 斎王伝説を題材にした映画のロケ現場の付近で男性の水死体が発見された。ロケ隊のメンバーにかけられた容疑を晴らしてほしいと監督に依頼された浅見光彦は調査を開始するが、その直後に第二の殺人が発生する。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 内田康夫 1934(昭和9)年、東京生れ。コピーライター、CM制作会社社長を経て、’80年『死者の木霊』で作家デビュー。’82年からは作家業に専念。名探偵・浅見光彦が登場する数々の作品は、テレビ化・映画化もされ、多くの読者の圧倒的支持を得ている。また、軽井沢にはファンクラブ「浅見光彦倶楽部」がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 本の感想です。オフィス樋口Booksの記事を転載しています。 この本のタイトルを見ると、古代の歴史小説と勘違いしそうになるが、滋賀県南部にある水口町と土山町(現在はともに甲賀市)を舞台にした殺人事件に関する小説である。 主人公は久米美佐子で、水口町の役場に内定していたが、京都の下宿を引き払う前日に内定取り消しになり、自宅待機することになった。ここからこの小説は始まる。この主人公の女性は大学で国文学を専攻していたということで、となりの土山町の社会教育課の文か調査委員会の学芸員として採用されることになった。土山町は旧東海道が通る町で、斎王の行列が通っていた。国文学の知見を持った人が欲しいということで土山町に採用された。 第2章では、野洲川で映画を撮影していて王朝文化を再現していた。この映画のタイトルが『斎王の葬列』であり、この小説のタイトルになった。順調に撮影が進んでいたときに殺人事件が起こる。この殺人事件が34年前の殺人事件で斎王の祟りではないかと噂になった。この殺人事件は容疑者が逮捕され、解決に至っている。 この本のタイトルを見ると、古代日本史で王朝文化に興味のある人には期待外れと感じるかもしれないが、個人的には水口・土山など旧東海道と伊勢神宮に改めて興味を持つきっかけになった。

Posted by ブクログ

2013/11/05

浅見光彦シリーズ。 今回は、都から斎王さんが伊勢神宮に下る休憩所だった「頓宮」跡の滋賀県土山が舞台。 光彦くんが『旅と歴史』にレポートを書いているって設定だから、旅と歴史のうんちくがいろいろ出てきて面白かったです。 まぁ、結構お約束ちっくな設定が出てくるんだけどね(笑)

Posted by ブクログ

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