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人類の地平から 生きること死ぬこと
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ウェッジ/ |
発売年月日 | 2004/07/28 |
JAN | 9784900594746 |
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人類の地平から
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商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
ある企業の経営者が本書を推薦していたので入手しました。率直な感想はとても面白かったです。私は文化人類学は完全なる門外漢ですが、そんな人間でもじっくり読める内容になっていました。一番感銘を受けたのが技術文化という概念。本書ではフランス、日本、アフリカを3点取って、それぞれ道具と人間...
ある企業の経営者が本書を推薦していたので入手しました。率直な感想はとても面白かったです。私は文化人類学は完全なる門外漢ですが、そんな人間でもじっくり読める内容になっていました。一番感銘を受けたのが技術文化という概念。本書ではフランス、日本、アフリカを3点取って、それぞれ道具と人間がどういう関係性を持っているかを端的に述べられています。フランスは「道具の脱人間化」、日本は「道具の人間化」、そしてアフリカは「人間の道具化」です。この記述を読んで、いま進みつつあるロボットの適用が技術文化の違いによってどうなるのかというのが頭に浮かびました。おそらくフランス式の場合は、人間の手が全くかからずボタン一つで同じパフォーマンスを生み出すロボットが理想的だとされるのに対して、日本式の場合は、人間の活動をサポートする形になるのではないか。例としては介護現場などで導入が検討されている、介護士が足腰につけて足腰の動きを強化するような人間強化型ロボットです。そしてアフリカ式の場合はサイボーグ(ターミネーター?)のようになってしまうのか?と空恐ろしくなってしまいましたが、技術文化という概念、これからのロボット導入にあたって強く意識すべきだと感じました。
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