ロンドン金融街で学んだイギリス式仕事と人生の絶妙な知恵

渡辺幸一(著者)

• 販売会社／発売会社: 河出書房新社/
• 発売年月日: 2004/01/17
• JAN: 9784309243030

商品レビュー

2013/05/15

ロンドン・シティの金融マン達の生き方に見る仕事と人生のバランスについて。
イギリスでは鉄道が時間通りに動かなかったりするなどシステムのオペレーションでは日本に軍配があがりますが、少なくとも金融の最前線で働く人たちは仕事とプライベートのon/offを明確にし、offを自分の能力を高めたり家族のために惜しげなく使うという点に魅力を感じました。

自分もそのように生きたいものだと大いに刺激を受けました。

2012/02/20

チェック項目１７箇所。外資の世界では広く浅い知識しかないゼネラリストはまったく役に立たない。日本の企業のような家庭的で、集団として和を尊ぶような雰囲気は期待しない方がよいが、冷たくとげとげしい職場ではない。給料の話題はタブー・・・契約書に明記されている場合もある。バブル期の想い出には浸らない・・・愚痴や嘆きで終わる。イギリスでは会社は５時に終わる・・・能率よく仕事をする。どれだけ成果をあげて会社に貢献したのか？会社に来ないで自宅で仕事をすることが認められている人もいる。農耕文化の日本と狩猟民族的な成果主義のヨーロッパの違い。ジョギングはセルフコントロールの一つ。心身ともにスタミナがつき、仕事に対する姿勢が前向きになる。肥満・高血圧予防。肥満＝不摂生・・・セルフコントロール欠如。元上司にこの〇年間で年収は〇倍になったとはっきりいえる。場合によっては会社に赤ちゃん、ワンちゃんが来る。困ったときは助け合う。心身のコンディションに人一倍気を遣い、最高の運用実績を目指すディーラーやファンドマネジャーが多い一方で、ヘビースモーカーも多い。精神的に大きなストレスがかかるから？お金の罠にはまりやすいのはお金のことをまったく考えない人かお金のことばかり考える人。自己投資・・・スポーツジム、バイオリン・・・趣味への投資。自分の心が豊かになる。トップの地位にいても常に勉強する。平日のご飯は質素。土日は豪華に。夫婦の会話を楽しむ。料理・家事ができない男は問題外。家事に協力的だから能率的に仕事ができる。