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ヴェニスからアウシュヴィッツへ ユダヤ人殉難の地で考える 講談社学術文庫1666
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商品詳細
内容紹介 | 「ヴェニスのゲットーにて」 (みすず書房1997年刊) の改訂新版 |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2004/07/10 |
JAN | 9784061596665 |
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ヴェニスからアウシュヴィッツへ
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啓蒙がユダヤ人にとって特別に重要な意味を持つのは何よりもそれが解放の時期だったから。ゲットーの解放。イタリアやドイツ各地に進軍したナポレオンによって中世末以来固く閉ざされていたゲットーの扉が次々に開いていった。フランスでは長年の潜伏の後に現れたユダヤ人たちを共和国側が受け入れた。...
啓蒙がユダヤ人にとって特別に重要な意味を持つのは何よりもそれが解放の時期だったから。ゲットーの解放。イタリアやドイツ各地に進軍したナポレオンによって中世末以来固く閉ざされていたゲットーの扉が次々に開いていった。フランスでは長年の潜伏の後に現れたユダヤ人たちを共和国側が受け入れた。 マルクスは反ユダヤ主義者だったのではないかというテーゼがある。マルクスはすべての抑圧された人々の解放のために戦った闘士であり、彼自身がユダヤ人だったから。
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講談社学術文庫で別の本を捜している時に、ふと目に留まった本です。 徳永恂といえば、私にとってはアドルノ、ルカーチ、フロム、ハバーマス、ベンヤミン、ホルクハイマーなどフランクフルト学派の思想的啓蒙を受けた大恩人ですが、この本の存在を知りませんでした。 先生、こういうユダヤ人問題...
講談社学術文庫で別の本を捜している時に、ふと目に留まった本です。 徳永恂といえば、私にとってはアドルノ、ルカーチ、フロム、ハバーマス、ベンヤミン、ホルクハイマーなどフランクフルト学派の思想的啓蒙を受けた大恩人ですが、この本の存在を知りませんでした。 先生、こういうユダヤ人問題っぽい本を、いつお書きになったのかしら? と、ペラペラ頁をめくってみると、何だか読んだことがありそうな気配がします。 あっ、ちょっと待って下さい、ひょっとして、と思って、マルクーゼの『純粋寛容批判』や『解放論の試み』の影に隠れている本がもしかしてと、『ヴェニスのゲットーにて~反ユダヤ主義思想史への旅』(みすず書房1997年刊行)を引っ張り出して来て確認したら、なんとこの文庫本の親本でした。 しかも本書で刊行された年に、和辻哲郎文化賞を受賞されていたことも知りませんでした。ここで、1988年から続いているこの賞のラインナップを見てみると、昨年までで40冊あるのですが、あまり読んだことのない本が並んでいます。私のまた新たな課題図書が増えそうです。 ・・・・・
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