能力と意欲を伸ばす積極育児法 脳の発達期0～2才 ベビモブックス

久保田競(著者)

• 販売会社／発売会社: 主婦の友社/
• 発売年月日: 2004/08/10
• JAN: 9784072423127

商品レビュー

2010/03/29

生まれてすぐから２才までは脳細胞が爆発的に増える時期。本書はズバリこの時期の赤ちゃんの脳に積極的に働きかけて、将来、才能豊かな、やる気のある子を育てるという画期的な育児法の指南書。生まれたその日から日常生活の中で何をどのようにしたらいいのかを、わかりやすいイラストで具体的に解説。「おむつ体操」や「いないいないばあ」「はいはいを促す傾斜」「好奇心を育てる遊び」「おもちゃで指先をたくさん使う」などなど、スキンシップもかねて、赤ちゃんと遊びながら、楽しく脳を育てようというのがコンセプトであり、文字や数字を覚えさせるといった英才教育的な方法とは根本的に異なる。創案者は大脳生理学者の久保田競先生。この働きかけがこのように脳に作用して、こうした結果につながるという科学的根拠も示されているので、この育児法が世に出て十数年、お母さんたちの信頼も厚い。

なにより読みやすいのが一番でしょうね♪
僕も色々参加してみて、子供の反応を楽しんじゃおうかなー

2009/06/13

大脳生理学者が書いた育児書、なのだが、個人的にはHow to本と理解している。

赤ちゃんの脳に成長段階に見合った刺激を与え、育てていく。そのための遊び方とか体操とか具体的に書かれていて、いくつか参考にしようと思った。ただ、たとえば５ヶ月半〜８ヶ月を「つかまり立ち期」とするなど、育児法としては総じて早期育成志向のようだ。またしつけに関する考え方も一方的で、子どものメンタリティに配慮せず、機械的に考えているように見受けられた。その辺は古い考え方なのかもしれない。

１〜２歳児に事前警告の上で体罰を与える、痛みでわからせることは重要、と説きながら、この時期はまだ左脳よりも右脳思考とも解説する。矛盾しているし、無責任だと思う。