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黒鍵 赤の神紋 番外編 コバルト文庫
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黒鍵 赤の神紋 番外編 コバルト文庫

桑原水菜(著者)

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黒鍵 赤の神紋 番外編 コバルト文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/
発売年月日 2004/06/30
JAN 9784086004404

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商品レビュー

4.1

7件のお客様レビュー

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2010/05/28

「赤の神紋」、サイド…

「赤の神紋」、サイドストーリーです。連城&憂月の内の内……。黒鍵を主に使う曲……「黒鍵」。「黒鍵なら黒鍵でもいい 俺にしか出せない音があるはずだ」は、心に響きます!

文庫OFF

2010/05/28

響生の過去がついに・…

響生の過去がついに・・・。榛原の影を払拭し、自分なりの小説を書こうとしていく。友人の奥田さんがほんとにいい人です。

文庫OFF

2022/05/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 割と、何度も読んで、何度も読み続けたけれど、終わりにはたどり着けなかった本、と読んだ方が正しいのかもしれない。  読み終わってない本が傍にあるのに、新しい本をとってきてしまうのは、私のとてもよくないクセだと思う。  そんなわけで「国権」。 「赤の神紋」という小説でドロドロを演じる連城のサイドストーリー。  連城はどうやって榛原を知り、榛原に傾倒し、また榛原に飲み込まれてしまったのか、の物語。  もちろん、一度地に落ちた連城は筆を折ったけれど。  奥田の助けを得て、立ち上がり。  けれど、また見てはいけなかったものを見せられてしまっていた。  とてもつらいつらい話。  時として創作はたくさんの人の心を打ち。たくさんの人の心を撃つことがある。それはもちろん、悪いことではないのだけれど、撃たれた側には致命的なダメージを与えられることになる。  もちろん、同じ方向を目指していればその確率は更に上がる。  そしてそれは連城を何度も、何度も、飲み込んでしまう。  すごく難しい問題なんだと思っています。  おそらく、才能があっただけ、連城には重くのしかかってきてしまった。  これはその苦悩だけが重くのしかかってくる、連城のサイドストーリー。  この物語に救いはない。  あるとしたら、ケイがいるだけだ。  ただ、それだけ。  それ以上の救いは「赤の神紋」の本編を読んでほしいけれど、きっち多分、本編を読んでも救いなんてものは存在しなかったことは、最後まで読んだ私は知っている。

Posted by ブクログ

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