タラ・ダンカン(1 上) 若き魔術師たち 上

ソフィー・オドゥワン・マミコニアン(著者), 山本知子(訳者)

• 販売会社／発売会社: メディアファクトリー
• 発売年月日: 2004/07/01
• JAN: 9784840111119

商品レビュー

2024/08/13

タラは、９歳にして魔術が使えるようになり、言葉で口に出さなくても思い通りに魔法が使えました。
　でも、あくまのまほうで、「たとえ」が本当になってしまう魔法をかけられてしまいます。その時、私は、これからどうなるのかドキドキで、タラのことも心配でした。
　タラが、悪魔にかけられた魔法が解けるかどうか、楽しみで、早く二巻も読んで見たいです！

2024/05/27

小学校6年生の時に出会った本です。本当に好きになってのめり込んだ思い出があります。
｢ハリーポッターの妹｣なんてあだ名が付いたりしましたが、ハリーポッターよりも色鮮やかでハチャメチャな、なんでもありなファンタジーワールドを楽しむことが出来ます。
児童書ですが、ドロドロの恋愛が繰り広げられたり、なかなか子供にはきついシビアな現実を突きつけられたり、深い話がたくさんあります。
最近ディズニーチャンネルで新しくアニメが作られたりしましたね。これをきっかけにタラ・ダンカンを多くの方に読んでいただけたら嬉しいです。
村田蓮爾さんの美しい表紙も必見です！

2020/04/01

　久々の児童書。もう児童じゃないけど。以前から見かける機会が多くて気になっていたのを、不意に図書館で見かけて読み始めた。
　読んでみると、思ったほど面白くもなかった。初っ端の魔術の原理に関する説明なんかは面白かったけど、世界観がとっ散らかりすぎてて、正直なところあまり魅力を感じない。話も繋ぎが雑というか、色々な逸話が挿入される割に、どれもそこまで話を動かす役には立っていない気がする。設定もストーリーも、全体的に思いついたことを放り込みまくったような感じ。
　主人公のタラも、途中までは良かったけど、才能をひけらかし過ぎるような印象があって少し萎える。メアリー・スーかよ、みたいな。前述した挿入される逸話も、タラの凄さを見せつけるエピソードが多い。周囲のキャラクターも、特に初級魔術師たちの個性はやや薄味で、加えて主人公をヨイショしまくるために、あまり好きにはなれなかった。
　とはいえ、まだ序盤も序盤なので、ひとまず読み進めてみるつもり。