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啓蒙の世紀と文明観 世界史リブレット88
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啓蒙の世紀と文明観 世界史リブレット88

弓削尚子(著者)

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啓蒙の世紀と文明観 世界史リブレット88

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 山川出版社
発売年月日 2004/06/25
JAN 9784634348806

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啓蒙の世紀と文明観

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商品レビュー

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2023/02/05

17,18世紀の啓蒙思想時代のヨーロッパの考え方、人種や科学について解説されたもの。 90ページと短く読みやすかった。 キリスト教を盲信していた人々を目覚めさせる啓蒙主義は良いものというイメージだったが、自分たちが啓蒙された人であり、それ以外の人を未開人とみなし、奴隷や植民地を正...

17,18世紀の啓蒙思想時代のヨーロッパの考え方、人種や科学について解説されたもの。 90ページと短く読みやすかった。 キリスト教を盲信していた人々を目覚めさせる啓蒙主義は良いものというイメージだったが、自分たちが啓蒙された人であり、それ以外の人を未開人とみなし、奴隷や植民地を正当化するものだったと見ることができるというのはなるほどと思った。 途中で書かれているガリバー旅行記とロビンソン・クルーソーの対比も面白かった!ガリバー旅行記の著者スウィフトは、植民地的な考え方を嫌い、ガリバーは訪れる土地土地の文化に敬意を払っていたのに対し、ロビンソンは各土地の人へ新たな知識を吹き込み、自分が開拓者としてその土地を植民地支配してしまう。スウィフトについてもう少し調べてみたいと思った。

Posted by ブクログ

2020/08/21

人種の書籍読んでいくうちに派生して読みたくなった関連本。 科学を前提とした啓蒙主義がどのように生まれたのか、序盤では特にそれまでのキリスト教史観からどうやって科学を前提とした世界観が生まれてきたのかについて書いてて、とっても面白かった。 啓蒙主義については「未開と言われる他民族...

人種の書籍読んでいくうちに派生して読みたくなった関連本。 科学を前提とした啓蒙主義がどのように生まれたのか、序盤では特にそれまでのキリスト教史観からどうやって科学を前提とした世界観が生まれてきたのかについて書いてて、とっても面白かった。 啓蒙主義については「未開と言われる他民族や白人以外の人種、女性を「他者」として対象化し、自由や平等という枠組みから弾き出していく論拠を提供した」という一文が、とても端的に表している。 一方で、改めて啓蒙の思想というのは善意によって(のように見える)為されることであり、それが結果的に主体の優位性を再構築するという、非常に厄介な特徴を持っている。 それは現代において無くなったかと言われれば、依然として存在していて、日々の生活の中でよく目を凝らして、自己点検をし続けないといけない。 そういう気づきをもらえた貴重な1冊だった。

Posted by ブクログ

2019/03/26

小品ながら多くの論点を含んだ一冊。身分制の解体とともに性差が強調されるようになった、との指摘は重い。

Posted by ブクログ

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