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啓蒙の世紀と文明観 世界史リブレット88
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 山川出版社 |
| 発売年月日 | 2004/06/25 |
| JAN | 9784634348806 |
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啓蒙の世紀と文明観
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世界史リブレット第2期の一冊。 (第88号) 18世紀の啓蒙が生み出したものの中で一番後世に悪い影響を残した思想。 ヨーロッパ人男性の優位性。人種という概念を生み出し、科学の名の下に人種間・男女間の優劣を作り出す。 ヨーロッパ人が世界を探検する中で新たに出会う人々に対する見方も...
世界史リブレット第2期の一冊。 (第88号) 18世紀の啓蒙が生み出したものの中で一番後世に悪い影響を残した思想。 ヨーロッパ人男性の優位性。人種という概念を生み出し、科学の名の下に人種間・男女間の優劣を作り出す。 ヨーロッパ人が世界を探検する中で新たに出会う人々に対する見方も白人が有色人種より優れているという偏見に傾き、恣意的な似非科学論理に従って証明されて行く。 性別による差も論理的に男性と女性のプロトタイプ的な枠組みの中に押し込まれて行く。 啓けた西欧の白人男性が最上位にあり、女性と非西欧人は、その啓蒙済みの白人男性の手で啓かれて行くべきなのだ。と。 なんか…現在のネット上でも似たような言説が行われている気がする。 また、社会一般でも優秀人種と一般人を分けて論ずるような事態が極く当たり前のように堂々と行われる。 「今、東大・京大で一番売れている本」って宣伝なんぞは統計的にも怪しいが、東大生・京大生は優れた人達だという勘違いを世に広める事に一役買っている。 人間のグループに優劣を付けたがるのは今も昔も変わらない。 そもそも書店で『私東大生で…』とか言って本を買う奴はいない。東大・京大の生協での売り上げを調べたのか。1000冊とか売れる訳無いから、場合によってはその週に売れた中で一番だったというだけかも知れない。例え、売れたのが10冊であっても「一番売れた」は嘘では無い。 そんな帯の付いてる書籍をその大学の学生さんは逆に買わないのでは無いか。私だったら買い控える。 最近、東大・京大を持ち上げ過ぎ。彼等彼女らは試験勉強の出来た普通の学生さん達である。もちろん中には特段に優秀な方がたまにいるのは知っているし、他の大学のそれと比較して存在する確立も高いのかも知れない。 しかし、有名大学の学生を持ち上げるのは、試験の成績という計測可能な科学的な論理の下で、西欧人を啓蒙された世界で一番優秀な人間のグループだというのと何も変わらない。
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17,18世紀の啓蒙思想時代のヨーロッパの考え方、人種や科学について解説されたもの。 90ページと短く読みやすかった。 キリスト教を盲信していた人々を目覚めさせる啓蒙主義は良いものというイメージだったが、自分たちが啓蒙された人であり、それ以外の人を未開人とみなし、奴隷や植民地を正...
17,18世紀の啓蒙思想時代のヨーロッパの考え方、人種や科学について解説されたもの。 90ページと短く読みやすかった。 キリスト教を盲信していた人々を目覚めさせる啓蒙主義は良いものというイメージだったが、自分たちが啓蒙された人であり、それ以外の人を未開人とみなし、奴隷や植民地を正当化するものだったと見ることができるというのはなるほどと思った。 途中で書かれているガリバー旅行記とロビンソン・クルーソーの対比も面白かった!ガリバー旅行記の著者スウィフトは、植民地的な考え方を嫌い、ガリバーは訪れる土地土地の文化に敬意を払っていたのに対し、ロビンソンは各土地の人へ新たな知識を吹き込み、自分が開拓者としてその土地を植民地支配してしまう。スウィフトについてもう少し調べてみたいと思った。
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人種の書籍読んでいくうちに派生して読みたくなった関連本。 科学を前提とした啓蒙主義がどのように生まれたのか、序盤では特にそれまでのキリスト教史観からどうやって科学を前提とした世界観が生まれてきたのかについて書いてて、とっても面白かった。 啓蒙主義については「未開と言われる他民族...
人種の書籍読んでいくうちに派生して読みたくなった関連本。 科学を前提とした啓蒙主義がどのように生まれたのか、序盤では特にそれまでのキリスト教史観からどうやって科学を前提とした世界観が生まれてきたのかについて書いてて、とっても面白かった。 啓蒙主義については「未開と言われる他民族や白人以外の人種、女性を「他者」として対象化し、自由や平等という枠組みから弾き出していく論拠を提供した」という一文が、とても端的に表している。 一方で、改めて啓蒙の思想というのは善意によって(のように見える)為されることであり、それが結果的に主体の優位性を再構築するという、非常に厄介な特徴を持っている。 それは現代において無くなったかと言われれば、依然として存在していて、日々の生活の中でよく目を凝らして、自己点検をし続けないといけない。 そういう気づきをもらえた貴重な1冊だった。
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