1,800円以上の注文で送料無料

はたらく若者たち 1979~81 岩波現代文庫 社会101
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

はたらく若者たち 1979~81 岩波現代文庫 社会101

後藤正治(著者)

追加する に追加する

はたらく若者たち 1979~81 岩波現代文庫 社会101

定価 ¥1,100

440 定価より660円(60%)おトク

獲得ポイント4P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 2004/11/16
JAN 9784006031015

はたらく若者たち

¥440

商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

レビューを投稿

2014/11/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] かつて日本人は勤勉だった。 切削油の匂い、坑道にたちこめる炭塵、甲板に照りつける真夏の太陽、闇に浮かぶレールの鈍い光、滴り落ちる汗、酌み交わしたコップ酒…そんな情景に、はたらく若者たちの秘かな吐息が聞こえる。 労働現場にとびこみ寝食を共にして書き上げたノンフィクション作家若き日の労作。 働かない時代の若者たちに捧ぐ。 [ 目次 ] 潮風匂う男たち 長距離便 原生国有林 二一〇キロの下 泥の世界 システム・エンジニア 憂鬱なる鉄鋼王国 ネジ工場 延縄漁船 ジョッキー渡世 猪飼野暮らし 地下労働者 ガス突出 下請組夫の歌 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted by ブクログ

2012/03/20

若者たちというタイトルだが、どの職種、世間からはそれほど重んじられていない職種でも、どの人たちも素晴らしい。 素晴らしいというのは、仕事に対しての言葉が美しい。 「俺たちの林道で難儀しとったら、向こうから頼まんでも助けてやるよ」という原生国営林の作業者。 「市民のためとか、住民の...

若者たちというタイトルだが、どの職種、世間からはそれほど重んじられていない職種でも、どの人たちも素晴らしい。 素晴らしいというのは、仕事に対しての言葉が美しい。 「俺たちの林道で難儀しとったら、向こうから頼まんでも助けてやるよ」という原生国営林の作業者。 「市民のためとか、住民のためとかそんなのはウソよ。おれだってたいがい嫌だよ、こんな仕事は。けど給料もらっているということはプロだということだ。目の前に仕事がある。これを片付けにゃならん、やるしかないわけや。それだけよ」下水道処理員。 仕事できる人も出来ない人も、気を使って仕事をしている。出来ない人は危険な仕事を率先してやっている、という港湾労働者の言葉から、労働とは何かを考えさせられた。 今こそ、ここで登場した彼らのその後を是非読んで見たい。

Posted by ブクログ

2011/02/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

働くという事を改めて深く考えさせられる名作だと思います。70年代後半~80年代前半の働く若者たちに密着した話ですが今読んでも面白い、むしろ今こそ読んで欲しい一冊。 『長距離便』は、過酷と充分わかりながらも読んでいてロマンを感じました。 『システムエンジニア』の話を読んで、今と昔で技術環境は変わってもシステムエンジニアの苦しみの根本は変わらないんだなと、身につまされる思いがしました。他にも港湾労働者や炭鉱夫などどれも印象的なものばかりです。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品