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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2004/06/30 |
JAN | 9784104588022 |
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商品レビュー
3.2
43件のお客様レビュー
何を見せられてるのだろ…何か終わりはあるのかしらー…と思いながら、いやいや、これは終わりとかそう言う話じゃない、、 とか、なんだかよく分からないまま、読み終えました。 これを純愛の話として捉えることもできるかもですが、私には愛の話以上に、本当の自分を見つけられない、演技をしてる...
何を見せられてるのだろ…何か終わりはあるのかしらー…と思いながら、いやいや、これは終わりとかそう言う話じゃない、、 とか、なんだかよく分からないまま、読み終えました。 これを純愛の話として捉えることもできるかもですが、私には愛の話以上に、本当の自分を見つけられない、演技をしてる主人公自身の考え方のようなほうが、強烈で、 愛の話よりそちらに惹かれました。 ここまではいかないけど、私も 自分の本当の感情がどれか分からなくなることたくさんあるし、 こうありたい理想の自分を演じてる自覚もあるし、 そうなるとどれが私自身の感情なのかしらとか思ったり 怖いけど、そう言う部分、少し共感してしまいました。 旦那と喧嘩してるときも、ここでこういう風な表情した方がいいかも、とか、こう言うセリフが効果的かも、とか、ふと冷静になって考えてることもあるし… 同じような人いるんだなぁって、少しホッとしたような変な気持ちにもなりました。
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作品に救いはないが、それ自体が救いのような気もする。 根本的に自分というものがなく、場面場面で誰かを演じることで、どうにか自分を引き止めていた主人公。そのせいか自分を過度に客観視した文体になっていて奇妙で新鮮だった。彼女を愛していたというより、彼女が死んでから、その指自体に自分...
作品に救いはないが、それ自体が救いのような気もする。 根本的に自分というものがなく、場面場面で誰かを演じることで、どうにか自分を引き止めていた主人公。そのせいか自分を過度に客観視した文体になっていて奇妙で新鮮だった。彼女を愛していたというより、彼女が死んでから、その指自体に自分のアイデンティティを見つけようとしていたように見える。だから純愛というのも違う気がする。アイデンティティを見つけることの難しさを描いたのかな。 気持ち悪いけど気持ち悪いと言い捨てるには、感情移入しすぎてしまった。 親しいはずの友達とは何か壁を感じ、好きな女は好きなはずだがなにか違和感を感じ、そんな中で自分の内面を許してくれるような、受け入れてくれるようなナニカと出会い、それに依存するが最終的には、、、 という展開や作品の雰囲気は銃と似てた。
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黒いビニールに包まれた瓶を肌身離さず持ち歩く青年が、瓶の中身に執着し取り込まれていく様子は、前作『銃』を彷彿とさせます。 虚言癖、唐突すぎる暴力衝動など、狂気に満ちた言動は理解出来ませんが、その迫力は十分で読み進めるごとに引き込まれてしまいました。 陰鬱さと不穏さがドライに描...
黒いビニールに包まれた瓶を肌身離さず持ち歩く青年が、瓶の中身に執着し取り込まれていく様子は、前作『銃』を彷彿とさせます。 虚言癖、唐突すぎる暴力衝動など、狂気に満ちた言動は理解出来ませんが、その迫力は十分で読み進めるごとに引き込まれてしまいました。 陰鬱さと不穏さがドライに描かれ、息苦しさすら感じる暗い世界観。 それでも、他の作品も読みたくなってしまうという、不思議な魅力を感じる一冊です。
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