1,800円以上の注文で送料無料

エコロジーと歴史にもとづく地域デザイン
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

エコロジーと歴史にもとづく地域デザイン

法政大学大学院エコ地域デザイン研究所(編者)

追加する に追加する

エコロジーと歴史にもとづく地域デザイン

定価 ¥2,090

220 定価より1,870円(89%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介 内容:ヴェネツィアにおける15世紀以後のエコロジカル・システム ドナッテラ・カラビ著. ヴェネツィアにおける都市再生戦略としてのウォーターフロント再開発 リニオ・ブルットメッソ著. コラム:景観保存と観光開発 堀川三郎著. 川崎市南部地域の環境再生 永井進著. 中国江南地方の水郷都市における保存と開発 阮儀三著. コラム:蘇州のイメージ形成と文化的アイデンティティの自覚 高村雅彦著. 水の都バンコク スワタナ・タダニティ著. コラム:環境の空間表現 森田喬著. バナキュラーな住まい 出口清孝著. 東京における水辺空間の再評価 陣内秀信著. コラム:玉川上水の再生と東京の水系計画の展望 神谷博著. NPO法人制度と環境団体の役割 山岡義典著. ボストンにおける水辺都市のエコロジー再生 神田駿著. コラム:サンフランシスコのウォーターフロント 倉田直道著. ドイツにおける持続可能な発展に欠かせない都市の役割 エクハルト・ハーン著. コラム:グリーン建築の最前線 渡辺真理著. 都市における生物多様性の保全 菊地邦雄著.
販売会社/発売会社 学芸出版社/
発売年月日 2004/06/30
JAN 9784761511906

エコロジーと歴史にもとづく地域デザイン

¥220

商品レビュー

3

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2012/07/16

 エコロジーとか、まだ、得心がいかない。それで、なんとなく避けていたが、図書館で借りて読んでみたら、とても知的刺激が一杯。  なんか、環境にいい、歴史的なまち、あらいざらい、いろんな観点、学者の人が分析。  おもしろいと思った点。 (1)昨日、季刊まちづくりで、観光とまちづ...

 エコロジーとか、まだ、得心がいかない。それで、なんとなく避けていたが、図書館で借りて読んでみたら、とても知的刺激が一杯。  なんか、環境にいい、歴史的なまち、あらいざらい、いろんな観点、学者の人が分析。  おもしろいと思った点。 (1)昨日、季刊まちづくりで、観光とまちづくりの関係についてコメントしたが、この本で、社会学の堀川先生が、小樽運河の観光化で、歴史的建築物が急速に失われていることを指摘している。(p41)  これはFBでも書いたけど、よく勉強してみる。 (2)ボストンの高速道路の地下化プロジェクト。ブックティッグ。150億ドルを超えてまだ続いているという記述。(p116)  自分は、本来は公共投資を増加させるべきだと思うが、その前提として日本の経済社会が持続可能か、簡単にいうと、行政側が投資する余力があるかという点がとても気になる。  首都高速道路の日本橋付近の地下化も、現状よく知らないが、兆円のこえるような投資を、日本の経済がこれから耐えられるだろうか。当然、今の世代の税金でやるか、将来の世代の税金でやるかは別にして、それまでの負担をしてどうしてもやらなければならないプロジェクトなのか、といった視点が重要だと思う。  財政論からいうと、社会保障で、自分の世代を含むそれ以上の世代の給付額と医療費を下げるという厳しい選択を政権ができないと、どんどん増税し続けることになるか、どんどん国債をだして、最後はハイパーインフレーションになる。その前に経済社会の持続性をきちんと考える必要がある。  都市計画は、将来の都市の経営をも計画することになるので、その意味での実感のある持続可能性という観点も重要なのではないか。財務省の役人がいじわるしているのではなくて、本当に今、日本の経済社会の仕組みは岐路に立っているという問題意識をできるだけ多くの人がもちたいと思う。  どんどん、横道にそれたが、横道にそれるだけの大事な視点を各所にちりばめた良著。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品