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不敵雑記 たしなみなし たしなみなし 集英社文庫
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不敵雑記 たしなみなし たしなみなし 集英社文庫

佐藤愛子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2004/11/25
JAN 9784087477573

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不敵雑記 たしなみなし

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商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2023/09/10
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※このレビューにはネタバレを含みます

 解説の神津カンナさんによると、怒りの礫は直球なのに、やさしさや慈しみはなぜか含羞に満ちたカーブで飛んでくる佐藤藍子さんと。「不敵雑記」、2001.11刊行、2004.11文庫。縁側で72歳のおばあさんと大学生の孫の会話: 「柿が色づいたねえ」「そうだねえ」 2~3日して「あの柿はおいしいんだよ」「そうかい」 翌日「烏に食べさせてしまうのも勿体ないねえ」孫は「そうだね」と言ってから「ぼく、出かけてくる」と。おばあさんはいきなり孫の頬を叩いた。「お前のようなバカは叩くよりしょうがないんだ!」

Posted by ブクログ

2009/04/17

いつもぷりぷり怒ってて、でもなんか暖かい。佐藤愛子のエッセイは面白いなあ。これは単に並びの問題なのかもだけど、冒頭の元気の良さと比べると後半はあんまり怒ってなくて嘆いてるばかりで心配になります。おばあちゃん、もっと元気出して! とは言え、勇ましい。

Posted by ブクログ

2006/01/09

嘆き節、追悼記、心霊もの?と佐藤愛子のエッセイの要素がちょっとずつすべておさめられた、お得感のある1冊。佐藤愛子にかかると江原啓之の霊スポット訪問も勇ましい探検記のようになるのがおかしい。私が江原さんを信じる一番の理由は、佐藤愛子が信じているからだ。

Posted by ブクログ