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天主実義 東洋文庫728
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天主実義 東洋文庫728

マテオ・リッチ(著者), 柴田篤(訳者)

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天主実義 東洋文庫728

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2004/07/07
JAN 9784582807288

天主実義

¥1,815

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

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2015/08/05

天主教とは聞きなれないが、リッチはイエズス会所属なのでキリスト教を指していると考えて差支えないだろう。天主に関わる諸問題を普遍的道理によって解明することを目指したとあるが、要は簡単に言うと天主教礼賛。スコラ学的論証法といいつつ、かなり強引な論法が散見される。西より来る仏教。しかし...

天主教とは聞きなれないが、リッチはイエズス会所属なのでキリスト教を指していると考えて差支えないだろう。天主に関わる諸問題を普遍的道理によって解明することを目指したとあるが、要は簡単に言うと天主教礼賛。スコラ学的論証法といいつつ、かなり強引な論法が散見される。西より来る仏教。しかしキリスト教の西洋はそれよりさらに西。だから偉い。ええぇぇ???でも説いていることは至極美しい。なので宗教学の、とある読み物として読む分には面白い。

Posted by ブクログ

2012/06/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

マテオ・リッチの『天主実義』(東洋文庫)読了。カテキズムの体裁を取りながら中・西の対話。イエズス会は典礼論争で瑕疵がある。しかし土着の文化を理解した上での展開の好事例なのではないか。明治最初期の基督者は儒学を「接ぎ木」にしてるだけに興味深い。返す刀で西の啓蒙に影響与えるしねぇ。 『天主実義』翻訳時、恩師からもいいよと聞いてて、今更読了しましたが、ふーむ、面白い一冊で。明朝末の闊達な宗教間対話にも興味があるし、江戸期におけるその受容と明治での新しい展開。近代日本の基督教受容が自分はテーマですが世界史的位置づけを関係させると興味深いですが、力がないな→私。

Posted by ブクログ

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