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御手洗潔対シャーロック・ホームズ ミステリー・リーグ
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商品詳細
内容紹介 | 内容:青の広間の御手洗. シリウスの雫. 緋色の紛糾. ボヘミアンの秋分. 巨人幻想. 解説:石岡和己対ジョン・H.ワトスン 島田荘司著 |
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販売会社/発売会社 | 原書房/ |
発売年月日 | 2004/12/03 |
JAN | 9784562038558 |
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御手洗潔対シャーロック・ホームズ
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御手洗潔対シャーロック・ホームズ
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商品レビュー
3.4
10件のお客様レビュー
柄刀一による、パロディ本。 御手洗の短編2作と、ホームズの短編2作、御手洗とホームズ夢の共演が1作。 何の説明もなくホームズとワトソンが日本に現れてるところに最初は違和感がすごかったけど、読んでいるうちに、こまけぇことはいいんだよ!という気持ちになりました。ノックス探偵社とか小ネ...
柄刀一による、パロディ本。 御手洗の短編2作と、ホームズの短編2作、御手洗とホームズ夢の共演が1作。 何の説明もなくホームズとワトソンが日本に現れてるところに最初は違和感がすごかったけど、読んでいるうちに、こまけぇことはいいんだよ!という気持ちになりました。ノックス探偵社とか小ネタにふふっとなった。 「青の広間の御手洗」の板倉父は権威で人を値踏みするような、御手洗が一番嫌悪するようなキャラだろうに、柄刀さんの描く御手洗は本家よりもかなり優しいなと思った。 最後は島田荘司寄稿による、ワトソンと石岡君の往復書簡。 お前ら喧嘩すんな(笑) 御手洗対ホームズってなんやねん…と思って怪しげだから読まずにいた一冊ですが、それなりに楽しめました。プロの二次創作ってすごいな。
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島田荘司さんが生み出した名探偵・御手洗潔と誰もが知るシャーロック・ホームズを題材にしたパスティーシュ小説。 書籍のタイトルどおりの対決は書き下ろしの中編「巨人幻想」で、ホームズ、御手洗ともに2編ずつの短編を収録。 ホームズの作品は小学生の頃から読んでいますが、独特の文体という...
島田荘司さんが生み出した名探偵・御手洗潔と誰もが知るシャーロック・ホームズを題材にしたパスティーシュ小説。 書籍のタイトルどおりの対決は書き下ろしの中編「巨人幻想」で、ホームズ、御手洗ともに2編ずつの短編を収録。 ホームズの作品は小学生の頃から読んでいますが、独特の文体というか翻訳時のクセがあるんですよね。あれがちょっと苦手なんですが、慣れ親しんだホームズとワトスンなので、物語への没入はしやすいですね。 個人的には短編は御手洗潔の2編の方がお気に入り。「シリウスの雫」は「御手洗潔パロディ・サイト事件」に収録されていた作品なので既読なんですが、提示される巨石建造物の謎を鮮やかに解き、現れる景色が印象的です。 御手洗潔とシャーロック・ホームズの時空を超えた対決は古典作品っぽい巨人の怪奇現象とトリックで楽しく読むことができますが、それよりも読み終えた後に収録されている御手洗潔生みの親の島田荘司さんの解説「石岡和己対ジョン・H・ワトスン」に爆笑。 なかなか楽しい作品でした。
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※このレビューにはネタバレを含みます
御手洗潔対シャーロック・ホームズということで、どちらも大好きな私はこの本の存在を知ってすぐに購入しました。 内容としては、御手洗ものの二編と二人が対決する『巨人幻想』は良かったと思います。 若干御手洗が優しめな気がしますが、本編の雰囲気をうまく掴んでいていいパスティーシュものになったかと。 逆にホームズものは違和感が拭えなかったですね。 現代のしかも日本にいるっていうところからしてなかなか馴染めず、元ネタのキャラ達が発音が似たような日本名で登場したり、タイトルももじったものだったりで、パスティーシュというよりギャグっぽいパロなんだろうか…と思うところも。 それになんだか読みづらかった。 ホームズを盲目的に尊敬しすぎてるワトソンはちょっと面白かったけど。 なにより、最後に特別寄稿で島田氏が書いてる『石岡和己対ジョン・H・ワトソン』が面白かった。 まぁこれも本編ありきなんですが、二人の探偵自慢と貶し合いには声に出して笑ってしまった。 色々言いましたが御手洗は日本の探偵たちの中で一番和製ホームズっぽいなぁと常常思っていたのでこの二人の共演を書いてくれたことは本当にありがたいなぁと思ってます。 倫敦ミイラ殺人事件が少し絡んでたことも嬉しかったり。
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