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ペリクリーズ ちくま文庫シェイクスピア全集11
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ペリクリーズ ちくま文庫シェイクスピア全集11

ウィリアム・シェイクスピア(訳者), 松岡和子(訳者)

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ペリクリーズ ちくま文庫シェイクスピア全集11

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2003/02/13
JAN 9784480033116

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商品レビュー

4

12件のお客様レビュー

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2024/04/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 シェイクスピア初のロマンス劇。主人公ペリクリーズは序盤で、王女に求婚しようとした。ところが、その王女は王女の父親との間で特別な関係を持っており、ペリクリーズはその秘密を知ってしまう。この秘密を知ったことで、ペリクリーズのその後の人生は左右されてしまい、そこで旅に出ることを決意する。旅の途中で多くの人々と出会っては別れたりと、山あり谷ありの人生を送る。幸福な巡り合わせもあれば、時には取り返しのつかない不幸に見舞われることもある。この作品を読むと、一人の人間の人生を追体験したような気分になる。最終的には、思わぬことで、ある人物に再会するという展開がなされている。長生きすると、良くも悪くもなにが起きるかわからないと理解できる。

Posted by ブクログ

2022/09/30

シェイクスピア晩年のファンタスティックな要素に富むロマンス劇。地中海沿岸を舞台にした波瀾万丈な冒険譚。 冒頭から「近親相姦」というワードが出て面食らい、ドロドロな恩讐劇のようなものを想像したが、そこはきっかけにすぎず、話の本筋にはそこまでからまない。実質は「タイアの領主ペリクリ...

シェイクスピア晩年のファンタスティックな要素に富むロマンス劇。地中海沿岸を舞台にした波瀾万丈な冒険譚。 冒頭から「近親相姦」というワードが出て面食らい、ドロドロな恩讐劇のようなものを想像したが、そこはきっかけにすぎず、話の本筋にはそこまでからまない。実質は「タイアの領主ペリクリーズの冒険譚」である。逃亡劇に始まるスピーディな展開と主人公が直面するあまりに数奇な運命に引き込まれる。 古い話だからなのか、全体的に善良な人物が多く登場し、その心根に触れて悪人があっさり改心するなど、今のエンタメでは考えられないような展開がある。まだ人の心に素朴さが残っていた古き良き時代のおとぎ話、という感じがして心が洗われる。 終盤はよくある○○○○譚というやつで、予定調和的でありオチが完全に見えてしまうのだが、それでもいざそのシーンになると泣けてしかたない。素直に感動できるよく出来た話だと思う。 勧善懲悪的に悪いやつはちゃんと帳尻が合うようになっているのも清々しい読後感だ。ただ、○○ー○○はそこまで悪くなかったと思うのだが……。悪妻恐るべし。 シェイクスピア=教養、みたいに勝手に思っていたが、教養以前に極上のエンタメなのだと考えを改める。昔の自分に言い聞かせたい。「シェイクスピアくっそ面白くてワロタwww」

Posted by ブクログ

2022/02/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まさに大冒険といったところ。 童心にかえって素直に楽しむ。 色々な物語の詰め合わせという印象。 特にダイオナイザが召使いを使って マリーナを始末しようとする場面は白雪姫を思い出す。 地図や登場人物を見た時はややこしいお話なのかなと思っていたが、 場所ごとの登場人物の個性が強く、 スイスイ読み進めることができた。 各地の話が集結していくのが気持ちいい。 「勧善懲悪の素朴なストーリー」とはいうものの、 妻の企みの巻き添いをくったクリーオンと、 その娘は可哀想…。 そこらへん現代の演劇だとどうなるのかしらん。

Posted by ブクログ

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